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更新日:2022年08月31日

市立東山小学校の3年生が郷土資料展示室を見学しました

令和4年6月15日(水曜日)、市立東山小学校の3年生47名が、貝塚市民図書館の施設見学に訪れました。当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2グループに分かれて、1グループには図書館内、もう1グループには郷土資料展示室の「貝塚市の指定文化財」展 第1期(令和4年5月14日~7月3日開催)を交代で見学してもらいました。社会教育課では、後者の展示見学の説明を担当しました。

郷土資料展示室を見学するようすの写真

熱心に展示の説明を聞く子どもたち

上記の展示は、地蔵堂にある前方後円墳「史跡丸山古墳」から出土した埴輪(はにわ)類、市立南小学校の敷地内から出土した「地蔵堂古墳群」の須恵器(すえき)類を中心とした展示です。そのため、まず別室のスクリーンでクイズなどを交えながら、古代のお墓である古墳の形やその種類、丸山古墳や地蔵堂古墳群の所在地などを説明した後、展示室で埴輪や須恵器の実物資料を見学してもらいました。6年生の歴史学習で学ぶ古墳や埴輪が自分たちの住む貝塚にもあったんだと、展示を通して身近な歴史に触れてもらう有意義な時間となったようです。

なお、図書館の施設見学には、1学期の期間中、今回紹介した東山小学校を含め6つの小学校からのべ152名の子どもたちが見学に訪れました。

市立第二中学校1年生の「地域新聞」づくりの取材活動

完成した「地域新聞」の写真

完成した「地域新聞」

令和4年7月7日(木曜日)、市立第二中学校の1年生3名が、半田にある貝塚市歴史展示館(ふるさと 知っとこ!館)へ「地域新聞」づくりの取材のために訪れました。この取材活動は、生徒たちが自身の生活する地域について学び、地域で暮らす人びと、働く人びとの思いに触れることで、自身の暮らしや今後の生き方について、生徒自らが考えることを目的に行われました。

取材では、歴史展示館の成り立ち、名前の由来、展示品の紹介、一番古い展示品は何か、といった質問が次々に投げかけられました。それらの質問には、実際に展示を見てもらいながら答えました。まず、この建物は大日本紡績(現在のユニチカ)株式会社貝塚工場の事務所として建てられたことや、展示品として最も大きい「豊田自動織機」を見てもらい、当時の紡績工場の様子を解説しました。また、1950年代に活躍したニチボー貝塚女子バレーボールチームについて、当時練習で使用していた体育館の床板の一部、活躍の成果として受け取ったトロフィーなど、紹介している展示品についても解説し、歴史展示館が持つ役割を説明しました。生徒たちは展示室の写真を撮影し、熱心にメモを取って編集し、「地域新聞」(左写真)を作り上げました。

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