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更新日:2022年03月10日

まちの駅 かいづか「貝塚の民話」絵本原画展を開催しました

令和3年11月5日(金曜日)から12月23日(木曜日)まで、南海本線貝塚駅改札口向かいのまちの駅 かいづか(貝塚市観光案内所)において、「貝塚の民話」絵本原画展を開催しました。

まちの駅 かいづかでの展示の様子

まちの駅 かいづかでの展示

「貝塚の民話」の絵本原画は、本市教育委員会が進めている「貝塚学」事業の一環として、大阪府立貝塚高等学校の総合学科の3年生に制作を依頼しているものです。作品をより多くのみなさんに見ていただくために、毎年まちの駅 かいづかでの展示を行っています。

展示では、週替わりで、「雨乞(あまご)いの神様」、「牛神(うしがみ)さまの平石」、「お夏清十郎(せいじゅうろう)物語」、「岸の姫松」、「津田のみい(蛇)さん」、「天女の櫛」、「八品(やしな)の道具」の7つの民話に関する絵本原画作品と切り絵作品を紹介しました。
また、教育委員会では、今年度制作された作品の中から「お夏清十郎物語」を小学校6年生用の貝塚学用教材の原画として採用し、配付した他、現在社会教育施設などでも配付しています。

教育力向上研修を開催-学校教育に文化財活用の取り組みを図る-

展示物の解説に耳を傾ける新入教職員のみなさんの写真

展示物の解説に耳を傾ける新入教職員のみなさん

令和3年11月17日(水曜日)、貝塚市歴史展示館(ふるさと 知っとこ!館)において、小・中学校の新入教職員のみなさんを対象に「教育力向上研修」を行いました。まず、歴史展示館の前身である大日本紡績株式会社貝塚工場の歴史、「ニチボー貝塚」バレーボールチームの活躍、開催中の企画展「貝塚市の公共施設の移り変わり」などの展示と、国登録有形文化財である建物について社会教育課学芸員より紹介しました。その上で、参加されたみなさんにこの歴史展示館を紹介、宣伝するプレゼンテーションに取り組んでもらい、歴史展示館の魅力や「売り」など注目ポイントをそれぞれ報告していただきました。

館の見どころについては、さまざまな提案があり、今後の広報活動に役立つ内容が多く含まれていました。最後に、新入教職員のみなさんに、歴史展示館や郷土資料展示室をはじめ文化財に関する資料の提供などに積極的に協力し、それらを取り入れた授業に取り組んでもらえるよう呼び掛け、研修を終えました。

地域の歴史を知り、その大切さを理解できる小・中学生が増えるよう、引き続き学校教育分野との連携を強めていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室

電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7053
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階

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