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更新日:2021年06月10日

古文書講座ー市内に残る身近な古文書ー

ぼっかんさん紀の路を行く2

講義に聞き入る受講者のみなさんの様子

講義に聞き入る受講者のみなさん

新型コロナウイルス感染対策として、令和3年3月10日・17日・24日の水曜日と、3月12日・19日・26日の金曜日の2グループに分けて定員30名・回数3回に抑えて、「ぼっかんさん紀の路を行く2」と題し、古文書講座を開催しました。
 

令和2年10月に開催した古文書講座「ぼっかんさん紀の路を行く」では、「紀の路御遊覧日記(きのじごゆうらんにっき)」(和歌山県立文書館所蔵)のうち旅のダイジェスト版ともいえる「仮名序(かなじょ)」を取り上げましたが、今回は本編の第1日目から第2日目の夜までの道のりを読んでいきました。

貝塚を文政7(1824)年、旧暦9月23日未明に出発した第10代卜半了真(りょうしん)ら一行は、まず犬鳴山七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ/泉佐野市大木)を目指しました。午後からは雨に見舞われ、ずぶ濡れになった峠道、険しい山道をようやく越えて紀伊国へ入り、粉河(和歌山県紀の川市粉河)で宿泊しました。翌日は粉河寺や長田観音などを見て回り、岩出(和歌山県岩出市清水)で宿泊しました。日記には道中で詠んだ俳句や、食事の献立などが記されており、旅の雰囲気を再現させるものとなっています。

受講者の方からは「この時代の人の旅がいかに大変かと思いました。悪天候に振り回されて四苦八苦の様子。現在、犬鳴から和歌山への道は簡単ですが、ぼっかんさんが歩いた名勝の地もあり、楽しく受講できました。」との感想が寄せられました。

古文書講座64(通算300回~304回)開催のお知らせ

テーマ

ぼっかんさん紀の路を行く 3

日時

1班(水曜日) 第1回 6月23日、第2回 7月7日、第3回 7月14日、第4回 7月21日、第5回 7月28日

2班(金曜日) 第1回 6月25日、第2回 7月2日、第3回 7月9日、第4回 7月16日、第3回 7月30日

いずれも午後1時15分から3時45分

 

会場

貝塚市民図書館2階視聴覚室

定員

各班30名(先着順)

資料代

200円

申込先

希望する班、住所、氏名、電話番号を、電話・ファックス(072-433-7053)・Eメールのいずれかで、下記お問合せ先まで事前にお申込みください。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室 郷土資料室

電話:072-433-7205
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目12番1号 市民図書館2階

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