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更新日:2018年06月01日

第114回かいづか歴史文化セミナー 講演会「真宗史から見た市の文化財」を開催しました

平成30年2月3日(土曜日)、市民図書館2階視聴覚室において、講演会「真宗史から見た市の文化財」を開催しました。
講師に本市文化財保護審議会委員の岡村喜史(おかむらよしじ)さんを迎え、浄土真宗や本願寺教団、貝塚寺内町(じないまち)に関係する本市の指定文化財について、真宗史から見た歴史的位置づけを中心にご講演いただきました。
講演会では、豊臣秀吉の時代に本願寺が置かれた貝塚寺内町の中心寺院である願泉寺(がんせんじ)についてお話がありました。江戸時代初期に本願寺が東西に分立した際、両本願寺が願泉寺を所属させようとしていたことが、絵画に貼られた裏書から読み取れるといった興味深い話を聴くことができました。 
    講演後、郷土資料展示室へ移動し、「貝塚市の指定文化財」展第3期で展示していた願泉寺の絵画類(市指定文化財)を実際に見ながら、使われている技法などについて詳しく解説をしていただき、セミナーを終了しました。

第114回かいづか歴史文化セミナーの写真

岡村氏の講演を熱心に聴く参加者の皆さん

展示室での解説の写真

展示室での解説を聴く参加者の皆さん

『貝塚市の70年』を読む会 春の記念講演会を開催しました

    平成28年10月にスタートした「『貝塚市の70年』を読む会」は1年半を経過し、歴史の舞台は第2次世界大戦後の復興期へと進んでいます。
    平成30年4月22日(日曜日)、貝塚市歴史展示館(ふるさと 知っとこ!館)において、「貝塚公民館の歴史」と題し、春の記念講演会を開催しました。
    講師に和歌山大学教授の村田和子さんを迎え、約26年間貝塚市の公民館及び教育委員会において、社会教育主事を務めた経験から、公民館の歴史をひも解く講演をしていただきました。開館から65年を迎える公民館が地域住民にとって身近な学習拠点であり、かつ交流の場としての役割を担っていたことを振り返る機会となりました。
   5月以降も、社会教育課職員が講師として、それぞれテーマに沿った講座を毎月開催します。8頁に日程とテーマを掲載していますので、ふるってご参加ください。

『貝塚市の70年』を読む会春の記念講演会の写真

村田氏の講演に耳を傾ける受講者のみなさん