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貝塚市歴史展示館(ふるさと 知っとこ!館)に行ってみませんか。

歴史展示館外観
貝塚市歴史展示館は、昭和10(1935)年に建てられたユニチカ株式会社(旧大日本紡績株式会社)貝塚工場の事務所の建物を展示館として改修したもので、国の有形文化財(建造物)として登録されています。館内には2室の展示室があり、1室の展示室は、昭和天皇の貝塚工場訪問のための応接室として増設されたもので、実際には訪問は中止となったのですが、内装や照明は当時のままの状態で残されています。
今年春までNHKで放送されていた朝の連続テレビ小説「あさが来た」の阪神紡績のモデルは、広岡信五郎が初代社長を務めた大日本紡績の源流となる尼崎紡績です。
常設の展示内容としては、企画展展示スペース、写真パネル、展示スペース「大日本紡績株式会社貝塚工場の歴史」と、日紡貝塚の誕生、1964年の東京オリンピックでの金メダルの獲得などをテーマにした「ニチボー貝塚バレーボールチームの軌跡」の2つをメインテーマに行っております。今年8月に開かれるリオデジャネイロオリンピックの出場を決めた全日本女子バレーボールチームの源ともいえる時代を、その当時の体育館の床板などを通して体感していただけます。
また、ユニチカ貝塚工場で実際使われていた豊田自動織機の展示、本市の姉妹都市であるカルバーシティ市の紹介もしています。

ニチボー貝塚と優勝記念樹

大松監督と東洋の魔女

東洋の魔女
企画展示会としまして、現在、7月31日(日曜日)までの間、「熊野街道沿いの史跡と道しるべ」展を開催しております。本展では、熊野街道にある道標を紹介しながら、史跡、丸山古墳、清水大師、吉祥園寺などをパネルにて紹介しています。
ぜひご来館ください。

展示の様子
開館時間
午前10時~午後4時(正午~午後1時は閉館)
休館
毎火曜日・祝日(火曜日が祝日の場合は翌日も休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料
無料
交通のご案内
JR阪和線「東貝塚」駅下車、北西へ徒歩5分または南海本線「貝塚」駅からは~もに~ばす(ピンクバス)「二中前」下車、東へ徒歩5分
- この記事に関するお問い合わせ先
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教育部 文化財保存活用室
電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7053
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階
更新日:2020年05月29日