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更新日:2015年03月27日

文化財防火デー消防訓練を行いました

平成27年1月25日(日曜日)に国宝観音堂(釘無堂)のある市内木積の孝恩寺において、第61回文化財防火デー消防訓練を実施しました。

文化財防火デーは、1949年(昭和24年)1月26日に奈良県の法隆寺金堂の火災によって、国宝の十二面壁画の大半を焼損したことを契機に、1955年(昭和30年)から1月26日と定められました。この日を中心として貴重な文化財を火災・震災などから守るため、全国的に文化財防火運動を実施しています。貝塚市では、孝恩寺や重要文化財建造物のある願泉寺で防火訓練を行い、文化財に対する防火・防災意識の高揚に努めてきました。

今回、寺院関係者や消防本部、地元消防団などが一丸となって消火活動にあたった訓練の様子を紹介します。

孝恩寺より出火したと想定し、境内の通報器により消防署へ通報します。

1.孝恩寺より出火したと想定し、境内の通報器により消防署へ通報します。

仏像等の文化財に見立てた箱を境内から搬出し延焼から守ります。

2.仏像等の文化財に見立てた箱を境内から搬出し延焼から守ります。

消防車が到着し、放水用のホースを伸ばします。

3.消防車が到着し、放水用のホースを伸ばします。

寺に隣接する川へポンプを設置し、消火作業に必要な水を汲み上げます。

4.寺に隣接する川へポンプを設置し、消火作業に必要な水を汲み上げます。

5.放水は境内から川へ向かって行い、訓練で観音堂を水損しないようにします。

5.放水は境内から川へ向かって行い、訓練で観音堂を水損しないようにします

訓練後、消防士たちは訓練本部に整列。作業報告や講評を行いました。

6.訓練後、消防士たちは訓練本部に整列。作業報告や講評を行いました。

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