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澱池遺跡出土 貨泉

更新日:2019年06月14日

澱池遺跡出土貨泉 1点

澱池遺跡出土貨泉表

澱池遺跡出土貨泉裏

とどのいけいせきしゅつどかせん

種別

考古資料

所有者氏名

貝塚市教育委員会

所有者住所

貝塚市畠中1-17-1

時代

弥生時代

法量

直径 2.3センチメートル

指定年月日

平成11年9月20日

 

澱池遺跡は、貝塚市南西部海岸付近に位置し、古代から中世にかけての掘立柱建物や溝、中世の土釜・瓦器椀・木櫛等の遺物が出土しています。

貨泉は、中国の「新」時代(紀元8年~23年)の紀元14年から鋳造が始まったもので、日本国内の弥生時代中期末~後期の遺跡からの出土例があります。澱池遺跡のものは中世の遺構面より出土しており、その時期に他所から搬入されたものと考えられますが、市域では他に出土例はありません。時代の指標となる遺物として全国でも50点あまりの出土しかなく、貴重な資料です。

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