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要家文書

更新日:2023年03月31日

要家文書 一括(51,285点)

要家文書1
要家文書2
要家文書3
要家文書4
岸和田藩藩札
預り申銀子之事(襖下張り)

かなめけもんじょ

種別

古文書

所有者

個人(貝塚市教育委員会寄託)

寄託者住所

貝塚市畠中1-17-1

時代

中世から近代

指定年月日

平成21年3月30日、令和5年3月31日追加

 

教育委員会では、平成13年度より5年間、要家文化財総合調査を実施し、古文書、庭園、埋蔵文化財、建造物、植物など、分野別に詳細な内容の把握をおこない、平成18年度に調査報告書を刊行しました。

要家は畠中(はたけなか)に所在する旧家で、中世土豪の系譜を引き、代々「源太夫(げんだゆう)」を名乗りました。畠中村と神前村(こうざきむら)の庄屋をつとめるとともに、江戸時代中期からは岸和田藩領内の七人の有力庄屋(「七人庄屋(しちにんじょうや)」と呼ばれる)をつとめ、藩と村々との間に入って対立を防ぐ政治的な役割を担っていました。

古文書は、岸和田藩の民政や藩政改革の動向、近木庄12か村と真上新田村とあわせ水利などの地域の動向、要家の農業経営などを記したものです。政治や支配、経済、生活の多岐にわたり、江戸時代における農村の実態を知る上で、大変貴重な資料です。

また、学術研究において活用が進められており、貝塚市の歴史のさらなる掘りおこしが期待されます。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室

電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7053
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階

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