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福原家文書

更新日:2019年06月14日

福原家文書 一括(21,285点)

福原家文書

ふくはらけもんじょ

種別

書籍・典籍・古文書

所有者氏名

個人(貝塚市教育委員会寄託)

寄託者住所

貝塚市畠中1-17-1

時代

江戸時代

指定年月日

平成12年4月21日

 

教育委員会では貝塚市福田に所在する福原家の土蔵に保管されていた古文書について、平成元年度より整理・調査をおこない、平成4年度にその成果として文書目録を刊行しました。

福原家は、近世を通じて福田村庄屋をつとめるとともに、岸和田藩領内の七人の有力庄屋(「七人庄屋」と呼ばれる)に次ぐ、「七人庄屋格」として、周辺村の庄屋を兼ねたり(「付庄屋」と呼ばれる)、争論の仲裁役などを任されていました。古文書は、村の代表として福田村全体に関わるもの、隣接する嶋村に関わるもの、「七人庄屋格」としてのもの、福原家のもの、近代のものに大別されます。内容は政治・支配、経済、生活の多岐にわたり、江戸時代における農村の実態を知る上で大変貴重な資料です。嶋村に関わる文書とは、福田村庄屋により枝村として扱われた村のものです。近世被差別部落の実情を理解し、部落差別解消に資するための貴重な資料といえます。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室

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ファックス:072-433-7053
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