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吉祥園寺釈迦三尊画像(附)

更新日:2020年06月01日

附 吉祥園寺釈迦三尊画像 3幅

吉祥園寺釈迦三尊画像の写真1
吉祥園寺釈迦三尊画像の写真2
吉祥園寺釈迦三尊画像の写真3

きっしょうおんじしゃかさんぞんがぞう

種別

貝塚市指定文化財 附(絵画)

所有者氏名

宗教法人吉祥園寺

所有者住所

貝塚市王子703

時代

南北朝時代

法量

タテ100.3センチメートル ヨコ54.5センチメートル(釈迦如来画像の本紙)

指定年月日

平成11年9月20日

 

吉祥園寺は白鳳時代の創建と伝えられ、鎌倉時代には寺勢が興隆(こうりゅう)します。藤原定家(ふじわらのていか)の「後鳥羽院熊野御幸記(ごとばいんくまのごこうき)」に吉祥音寺の名で登場します。現在は、真言宗御室派に属しています。

釈迦三尊画像は南北朝期のものですが、後世に大きく補彩されており、当時の姿でないことが惜しまれます。

興隆

勢いが盛んになり栄えること

後鳥羽院熊野御幸記

平安時代の歌人である藤原定家が執筆した建仁元年(1201年)の後鳥羽上皇による熊野参詣の様子を記した日記。貝塚市域にあった「朝宇河(麻生河)王子」・「鞍持王子」・「胡沐(近木)新王子」を参詣し、「コ木二王(近木二王)堂」・「吉祥音(園)寺」で昼食をとったことが記される

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