山田家住宅
山田家住宅 主屋 1棟
やまだけじゅうたく
種別
登録有形文化財(建造物)
所有者氏名
個人
所有者住所
貝塚市北町
時代
江戸時代末期
構造
木造平屋建、瓦葺
登録年月日
平成15年3月18日
山田家は並河家同様、貝塚寺内の地頭であった願泉寺卜半家の家来をつとめた家柄です。2代良助が、明治3年(1876年)9月作成の「卜半真教院家来中宗門改之帳」ほか幕末~明治初年の記録に登場しますが、家来として召し抱えられた経緯やその役職等については不明です。江戸時代末期から古美術商を営み、今日に至ります。
当家住宅は堀之町筋に南面しています。敷地は間口6間、奥行11間で、主屋は間口一杯に建っています。主屋は19世紀末頃の建築で、玄関に設けられた摺上(すり)げ大戸(おおど)が特徴的です。
摺上げ大戸
上方に摺り上げて開ける形式の大戸。大戸は、町屋などの出入口に設けられる潜り戸がついた戸で、土間を広く使用するために大きく作られる
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大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階
更新日:2019年06月18日