宇野家住宅
宇野家住宅 主屋 1棟、茶室 1棟、東土蔵 1棟、西土蔵 1棟、高塀 1棟
うのけじゅうたく
種別
登録有形文化財(建造物)
所有者氏名
個人
所有者住所
貝塚市北町
時代
〔主屋〕江戸時代末期
〔茶室〕大正時代
〔東土蔵〕江戸時代末期
〔西土蔵〕明治時代
〔高塀〕明治時代
構造
〔主屋〕木造平屋建、瓦葺
〔茶室〕木造平屋建、瓦葺
〔東土蔵〕土蔵造二階建、瓦葺
〔西土蔵〕土蔵造二階建、瓦葺
〔高塀〕木造、瓦葺
登録年月日
平成15年3月18日
宇野家はもと貝塚鋳物師(いもじ)である金屋長右衛門(かなやちょうえもん)家の分家で、代々「茂兵衛」(もへえ)を名乗り、製粉業を営んでいました。明治20年(1887年)ごろに長右衛門家の鋳物業(いものぎょう)を引き継ぎ現在に至っています。本家の長右衛門家は江戸時代を通じて鋳物業を営み、全国の鋳物師を統率した京都の真継(まつぎ)家の支配のもと、泉州鋳物師仲間に所属していました。
当家住宅は旧紀州街道に面し、主屋は敷地の北西隅寄りで、その北東に茶室、西隅に西土蔵、背後に東土蔵が主屋を取り囲むように配置されています。主屋は桁行9間、梁間7間の大規模な町家で、安政元年(1854年)に発生した安政南海地震の後に建築されたと伝えられます。
鋳物師
鋳物をつくる職人
鋳物業
金属を溶かしたものを鋳型に流し込んで金物を造る業種
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大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 本館5階
更新日:2020年04月14日