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宇野家住宅

更新日:2020年04月14日

宇野家住宅 主屋 1棟、茶室 1棟、東土蔵 1棟、西土蔵 1棟、高塀 1棟

宇野家住宅

うのけじゅうたく

種別

登録有形文化財(建造物)

所有者氏名

個人

所有者住所

貝塚市北町

時代

〔主屋〕江戸時代末期

〔茶室〕大正時代

〔東土蔵〕江戸時代末期

〔西土蔵〕明治時代

〔高塀〕明治時代

構造

〔主屋〕木造平屋建、瓦葺

〔茶室〕木造平屋建、瓦葺

〔東土蔵〕土蔵造二階建、瓦葺

〔西土蔵〕土蔵造二階建、瓦葺

〔高塀〕木造、瓦葺

登録年月日

平成15年3月18日

 

宇野家はもと貝塚鋳物師(いもじ)である金屋長右衛門(かなやちょうえもん)家の分家で、代々「茂兵衛」(もへえ)を名乗り、製粉業を営んでいました。明治20年(1887年)ごろに長右衛門家の鋳物業(いものぎょう)を引き継ぎ現在に至っています。本家の長右衛門家は江戸時代を通じて鋳物業を営み、全国の鋳物師を統率した京都の真継(まつぎ)家の支配のもと、泉州鋳物師仲間に所属していました。

当家住宅は旧紀州街道に面し、主屋は敷地の北西隅寄りで、その北東に茶室、西隅に西土蔵、背後に東土蔵が主屋を取り囲むように配置されています。主屋は桁行9間、梁間7間の大規模な町家で、安政元年(1854年)に発生した安政南海地震の後に建築されたと伝えられます。

鋳物師

鋳物をつくる職人

鋳物業

金属を溶かしたものを鋳型に流し込んで金物を造る業種

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化財保存活用室

電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7053
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