9月17日中秋の名月観望会
月は、新月から上弦、満月、下弦、そして新月と、ほぼ一ヶ月で満ち欠けを繰り返します。昔使われていた暦、いわゆる旧暦は月の満ち欠けを基準にしていました。新月の日を毎月一日としていたので、15日の夜はだいたい満月になります。
旧暦では7月を孟秋（孟は初めの意味）、8月は中秋、9月は季秋（季は最後の意味）としていました。そして、8月15日の月を「中秋の名月」と呼んで、お月見をします。秋は空の透明度が良くなり、月の光が一層冴える頃です。また中秋の名月は、南中したときにほど良い高度になり、長時間眺めていても疲れません。
今年の「中秋の名月」は9月17日ですが、この日の月は満月ではなく、翌18日が満月です。「15日の夜はだいたい満月になります。」と言いましたが、「中秋の名月」が満月ではない年もあります。それは、月の公転軌道が楕円であるために、新月から満月になる時間にばらつきがあるからです。（平均すると、新月から満月は約14.76日）また、新月になる瞬間が1日のどの時間であるかによって、満月になる日は変わります。
日時
令和6年9月17日（火曜日）19時30分から
予約は要りません。
閉館時間の30分前（21時15分）までにお入りください。
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更新日：2024年03月11日