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貝塚三夜音頭

貝塚三夜音頭 

三夜音頭

貝塚三夜音頭 

三夜音頭

かいづかさんやおんど

種      別   無形民俗
所有者氏名   貝塚三夜音頭継承連絡会
所有者住所   貝塚市近木
指定年月日   平成10年2月23日

 

さんや音頭は、戦前まで泉州地域海岸部の各地で行われていた盆踊りで、泉南地域に河内音頭や江州音頭がもたらされる以前の盆踊りのかたちを残すものです。貝塚では旧貝塚寺内町地域に残っています。貝塚のものは、天正11年(1583年)に本願寺11世顕如が貝塚に本願寺を移したことを祝い、民衆が三日三晩踊り明かしたことが起源とされています。貝塚で「さんや」に「三夜」の字をあてるのはこれにもとづくものと考えられます。明治初期までは願泉寺境内で、その後南町の浜辺などで踊られていましたが、現在は感田神社境内で8月14、15日に踊られています。

音頭は“さんや”と呼ばれる短い一口音頭を囃子(はやし)でつなぎ、何回も続けていきます。音頭取りは主に女性で、歌詞は貝塚の名所をおりまぜたものなどたくさんあります。囃子はやぐらの上で主に男性が行います。音頭の合間と音頭と音頭のつなぎに比較的長く入れます。踊りは輪踊りで、願泉寺境内や南町の浜辺で踊られていたころはやぐらからはなれた場所で踊りましたが、現在はやぐらを取りかこむ形になりました。太鼓は締太鼓で、打ち手は男性が行い、「ブチ」というレンガ状の木片により、音頭に合わせて太鼓のまわりを踊りながら打ちます。この独特の打ち方を「チョンガケ」をいいますが、打ち方が難しく、体力も必要で、後継者の育成が難しくなっています。

貝塚三夜音頭は、ほとんどの地域で盆踊りが河内音頭や江州音頭に代わった中で、地域独自の形態を残してことは大変貴重です。また、地元の婦人会が中心となって保存継承活動を展開していることからも高く評価できます。



囃子:日本古来の芸能で、演技の拍子をとり、または気分を出すために奏でる音楽
締太鼓:両側の皮面の縁をひもで結び、胴に締めつけた太鼓

 

お問合わせ先

教育部 社会教育課 文化財担当

電話:072-433-7126
ファックス:072-433-7107
〒597-8585
大阪府貝塚市畠中1丁目17番1号 教育庁舎1階 

更新日:2010年12月16日

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