善兵衛ランド 電話072-447-2020 メール:zenbe-h@city.kaizuka.lg.jp 9月の星空  東の空から秋の星座が順番にのぼってきます。秋は明るい星が少なく、1等星はみなみのうお座のフォーマルハウト1つです。黄道12星座のやぎ座・みずがめ座・うお座は星占いでなじみがありますが、星座の形をたどるのはむずかしいかもしれません。  やぎ座は不思議な姿をしています。上半身はやぎで下半身は魚。これは、野山の神パーンの変身した姿です。もともとパーンは、二本の角を持ち、足がひづめになった姿をして、笛を吹きながら妖精たちと野山をかけ回る陽気な神様でした。あるとき、パーンたちオリンポスの神々は、ナイル川沿いで宴会をしていましたが、そこに怪物デュポンが現れ、神々は皆あわてました。あるものは鳥に変身して空を飛び、あるものは魚に変身して川に飛び込みました。パーンも魚になって川に飛び込もうとしたのですが、あまりに急いだために水に浸かった下半身しか魚になれなかったのです。  この宴会には、愛と美の女神アフロディーテとエロスの親子も参加していました。二人は魚になって逃げるときに、離れ離れにならないように、リボンでしっかりとつながれていました。その姿を表しているのがうお座です。  今年も土星が見えるようになってきました。夜中に明るく輝いていますが、善兵衛ランドの望遠鏡で観察できるのはこれからです。 天文イベント (1)月を見よう[ID34712] 10月3日(金曜日)午後7時~ (2)星空の下でヨガ[ID5282] 10月4日(土曜日)午後7時~ (3)中秋の名月観望会[ID6983] 10月6日(月曜日)午後7時30分~  (2)のみ9月8日(月曜日)~16日(火曜日)にメールまたは窓口で要申込。 惑星の観察  金星は朝から午後3時頃まで観察できます。  土星は9月下旬には午後8時頃から望遠鏡で観察できます。 9・10月の休館日  水曜日、9月18日(木曜日)・25日(木曜日)、10月14日(火曜日) 9月26日(金曜日)と10月30日(木曜日)は、集会室と多目的室のみ利用できます。 かいづかコズミックカレッジ募集[ID7196] 日時:10月25日(土曜日)午後1時~4時30分 場所:東山小学校 対象:小・中学生(小学1~3年生は保護者同伴) 定員:20組(多数の場合は抽選) 内容:「とことん!ペットボトルロケット!」ペットボトルでロケットを作って、工夫しながらロケットの飛ぶしくみを調べよう(雨天時は内容が変わります) 持物:好きな絵を描いたりシールを貼ったりしたB4やA4サイズの紙か八つ切り画用紙・筆記用具・飲物・上靴 申込:9月11日(木曜日)~23日(火曜日)までに住所・氏名(子どもと保護者)・ふりがな・学年・電話番号を、メール・窓口で 図書館 電話072-433-7200 おはなし会(土曜日午前11時~) 9月13日・20日・27日:絵本コーナーで絵本を読みます 10月4日:2階視聴覚室で5歳ぐらいからを対象にストーリーテリングをします。 映画会(一般向け)「少年時代」 日時:9月28日(日曜日)午後1時15分~3時15分 場所:2階視聴覚室 定員:40人(定員になり次第締切) 申込:窓口・電話で おはなし会 ひよこぐみ  乳幼児向けに絵本の読み聞かせや手遊びなどをします。 日時:9月26日(金曜日)午前11時~11時20分 場所:絵本コーナー 対象:乳幼児と保護者 9・10月の休館日  火曜日、9月15日(月曜日)・24日(水曜日)、10月1日(水曜日)・13日(月曜日)・31日(金曜日) 自然遊学館 電話072-431-8457 火曜日休館 メール:shizen.desk@icloud.com 申込:住所(番地以下不要)・氏名(参加者全員)・年齢を記入し、メール・窓口で ミニ企画展 沖縄の生きもの 石垣展  石垣島は、沖縄本島よりもさらに南の島。世界的にも貴重な亜熱帯の森が残され、希少な固有種も多く暮らしています。  公益財団法人乃村文化財団助成金事業により、実際にフィールド調査で得られた映像や標本、生体展示から、様々な生きものの姿をお楽しみください。申込は不要です。 期間:9月20日(土曜日)~11月3日(月曜日) 場所:館内展示室ほか EXPO2025共創チャレンジ協賛行事 近木川の鮎を調べよう!  近木川はその昔「日根鮎川」ともよばれ、アユが生息する川でした。近年、再び見られるようになったアユを一緒に採集しませんか。 日時:9月28日(日曜日)午前10時~正午(雨天・川の増水時中止) 集合:カニ公園(脇浜児童遊技場内)に午前10時 講師:河野通浩様(阪南市自然と本の会) 定員:30人(中学生以下は保護者同伴。多数の場合は抽選) 締切:9月20日(土曜日) 秋のかたつむり観察  きしわだ自然資料館との合同観察会です。 日時:10月13日(月曜日)午前10時~午後2時(雨天中止) 集合:蜻蛉池公園(岸和田市)に午前10時 講師:児嶋格様(日本貝類学会会員) 対象:5歳以上(中学生以下は保護者同伴) 定員:15人(多数の場合は抽選) 持物:昼食 締切:9月21日(日曜日) 船で行こう! 阪南二区人工干潟の観察会  岸和田漁港に集合して、現地まで船で移動。干潟で生きものを採集し、漁港に戻ってから名前を調べます。 日時:10月5日(日曜日)午前10時~午後3時(荒天中止) 対象:小学生以上(中学生以下は保護者同伴) 定員:40人(多数の場合は抽選) 締切:9月25日(木曜日) 生きものだいすき!「タカチホヘビ」 つながり  タカチホヘビと聞いて、地名の高千穂を連想する方が多いのではないでしょうか。実は、高千穂宣麿(たかちほのぶまろ)男爵という昆虫学者が、九州の英彦山で発見した標本に基づいて1869年に新属新種とされたのがその名の由来です。  タカチホヘビは体長30~60センチメートルで、全体的に茶色く背中の真ん中に黒い線が1本入っています。地味に見えますが、光の加減や角度によって、金色や虹色に輝く鱗をもつヘビともいえます。そして最大の特徴は、鱗が他のヘビのように瓦をならべたのではなく、タイルを貼ったようになっていることです。この重なり合わない鱗のために、odd-scaled snakesつまり、奇鱗の蛇ともよばれています。鱗の隙間に皮膚が露出しているため乾燥と高温に弱く、夜行性です。普段は土の中にもぐり、見かけるのは雨が降った後ぐらいと、出会う機会が少ないヘビです。好物はミミズや甲虫の幼虫のようです。  さて今回で、貝塚市に生息する8種すべてのヘビについてのご紹介を終えました。「蛇年記念シリーズ」最終回を飾ったのはタカチホヘビ。自然遊学館の顧問であった黒子浩先生が、英彦山と高千穂男爵とつながりがあることを「タカチホヘビ」を通じて新たに発見することができました。 だんじり祭  実りの秋を祝うだんじりは、小さな軽い「引き檀尻(ひきだんじり)」をこしらえ、その上に「作り物」を載せて曳行したのが始まりといわれています。祭礼の2日間はだんじりが市内3地区に分かれてパレード・式典などを行い、勢いよく疾走します。 試験曳き 日時:9月28日(日曜日)午後1時30分~5時 宵宮 日時:10月11日(土曜日)午前6時~午後10時 本宮 日時:10月12日(日曜日)午前8時~午後10時 いずれも 場所:麻生郷地区、木島・西葛城地区、南近義地区 地区によって時間が異なります。 問合せ先:貝塚市観光協会事務局(魅力づくり推進課内)電話072-433-7192 詳しくは、ホームページでご確認いただくかお問合せください。参加費や費用などの記載のないものは無料です。