コスモスネット 万博をきっかけに多様性を考える 1970年昭和の万博の頃 大阪万博は、昭和の高度経済成長期を象徴する国家的イベントでした。そこでは、女性は主に「コンパニオン」や受付など補助的・装飾的な役割に限定されることが多く性別による役割分担が強く反映されていました。 当時の社会では男性より女性の方が気配りができて華やかであるなど無意識の思い込みがみられました。 2025年令和の万博を迎えた今 大阪・関西万博では、持続可能性や多様性、包括性といった価値観が重視されています。 ここでは、ジェンダー平等が明確に意識されており、女性のリーダーシップやLGBTQ+への理解促進など、現代社会が直面する課題への取組みが重要とされています。 ジェンダーギャップ指数 148カ国中総合118位(0.666) 「経済」112位(0.613) 「政治」125位(0.085) 「教育」60位(0.994) 「健康」50位(0.973) 「 0 」が完全不平等、「 1 」が完全平等を示し、数値が大きいほどジェンダーギャップが縮小し男女平等に近いことを意味している。 ジェンダーギャップ指数とは、各国における男女の格差を「経済」「政治」「教育」「健康」の4分野で数値化したものです。 日本は先進国の中でも順位が低く、148カ国中118位となっています。(2025年) 昭和のアニメには専業主婦が多くない? 今も家事育児は女性の仕事のままだけど、働く女性は増えたよね。 ジェンダー平等に向けて えるぼし認定 女性が働きやすい職場づくりに力を入れている企業を、国が認定して広める制度です。 くるみん認定 子育てしながら働きやすい環境を整えている企業を国が「子育てサポート企業」として認定する制度です。 貝塚市でも「えるぼし認定」や「くるみん認定」を取得し女性の活躍や子育て支援に積極的に取り組んでいる企業があります。 自分にとって働きやすい職場を見つけるために参考にするのもいいね。 貝塚市の取組み ジェンダーの平等はもちろん、多様な生き方への理解と尊重を大切にし、さまざまな人権課題に対しての取組みを行っています。 パートナーシップ宣誓制度 性的マイノリティの方々が人生のパートナーとなることを市が証明する制度です。 貝塚市は、令和2年9月からこの制度を導入しています。自治体間で連携し、全国の自治体と共に、多様な生き方を応援しています。 コスモスプラン 男女共同参画に関する取組みを計画的に推進するため令和5年3月に第4期計画を策定しました。 女性は、結婚や子育てでライフスタイルが変わる可能性があります。キャリアを諦めることなく、自分らしく輝くために貝塚市は、魅力ある地域づくりに努めています。 キャリアステップかいづか 官民が連携して子育て世代に短時間就労の機会を提供する貝塚市オリジナルの子育て支援モデルです。 離職してもスキルを活かせる場があり勉強会に参加してスキルアップも可能です。 子育て中でも収入があるんです。 自分だけじゃないって気付きました。 社会の一員として自信が持てました。 大阪・関西万博は、誰ひとり取り残さない未来を作るための出発点。 貝塚市は、誰もが自分らしく暮らせるまちをめざします。 すべての人が輝く未来へ。 問合せ先:人権政策課電話072-433-7160