新型コロナウイルスワクチン接種について
新型コロナウイルスワクチン接種に関し、日本政府は、製薬企業3社(ファイザー社・アストラゼネカ社・モデルナ社)から、合計3億1,400万回分のワクチン供給を受けることについて合意しています。1人2回接種を行う場合、1億5,700万人分になります。
ワクチンを供給できる準備が整った際には、出来るだけ早く皆さんにワクチンを提供できるよう、準備を進めています。
なお、ワクチン接種を希望される方は、無料(公費負担)で受けていただくことができます。
また、新型コロナウイルスワクチンの接種は、法に基づき「努力義務」が付されていますが、接種は強制ではありません。接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。
日本では、ファイザー社のワクチンが、本年2月15日に薬事承認され、既に医療従事者等への接種が始まっています。また、アストラゼネカ社から2月5日、モデルナ社から3月5日にそれぞれ承認申請が行われ、現在、審査が進められています。
一方で、全国民分のワクチンは一度には確保できず、徐々に供給が行われることになります。このため、一定の接種順位を決めて接種を行っていく見込みです。
国が予定しているワクチンの接種順位について
国においては、医療提供体制の確保や重症化リスクの大きさなどを踏まえ、まずは医療従事者等への接種を開始し、次に65歳以上の高齢者、その次に高齢者以外で基礎疾患がある方や高齢者施設等の従事者、その後、それ以外の方々に対し、ワクチンの供給量などを勘案の上、順次接種できるようにすることを検討しています。
【現時点で国が予定しているワクチンの接種順位】
第1順位:医療従事者等(救急隊員等を含む)
第2順位:高齢者(昭和32年4月1日以前に生まれた方)
第3順位:高齢者以外で基礎疾患を有する方(慢性の呼吸器の病気、慢性の心臓病・腎臓病・肝臓病、BMI30以上の肥満等)
第4順位:高齢者施設等の従事者
第5順位:その他の方
【上記第3順位 高齢者以外で基礎疾患を有する方の詳細】
※令和3年度中に65歳に達しない方であって、以下の病気や状態の方で、通院又は入院している方
1.慢性の呼吸器の病気
2.慢性の心臓病(高血圧を含む)
3.慢性の腎臓病
4.慢性の肝臓病(ただし、脂肪肝や慢性肝炎を除く)
5.インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
6.血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く)
7.免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む)
8.ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
9.免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
10.神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
11.染色体異常
12.重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
13.睡眠時無呼吸症候群
《令和3年3月19日付け厚生労働省通知において、以下の状態が追加されました。》
14.重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している場合)
※基準(BMI30以上)を満たす肥満の方
●現時点の国の方針では、接種にあたり、上記基礎疾患の内容を証する診断書等の提示は必要ないとされています。
高齢者に対する無料接種券の送付について
市では、住民接種の優先順位第1位の対象となっている令和3年度中に65歳以上になる高齢者(昭和32年4月1日以前に生まれた方)に対し、3月25日に無料接種券を送付しました。(※郵便局による配達は、3月末ぐらいまでかけて順次行われる予定です。)
新型コロナウイルスワクチンについて、現時点で大阪府から、貝塚市に対する配分量として通知されているのは、4月22日に配付される予定の205回分(※本市の65歳以上人口は約23,000人につき、1人2回接種とした場合約46,000回分が必要)のみとなっています。
また、大阪府から冷蔵(2℃~8℃)で配送されるワクチンについては、5日以内に使い切る必要があります。
そのため、市では、初回配付分のワクチン(205回分)を活用し、65歳以上の高齢者を対象として、次のとおり「集団接種」を実施します。
【お知らせ】
●下記の集団接種の予約受付については、既に終了しておりますのでご了承ください。
★集団接種実施日(必ず事前予約が必要)
4月24日(土曜日)午後
4月25日(日曜日)午前・午後
★集団接種実施場所
両日とも 市立保健センター(完全予約制。接種日当日、予約なしで会場にお越しいただいても、接種していただくことはできませんのでご注意ください。)
★予約連絡先(予約については、必ず下記へ連絡してください。)
貝塚市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター
フリーダイヤル 0120-729-722 (平日・土日祝 9:00~17:30)
※聴覚障害のある方はファックスをご利用ください:ファックス 072-433-7005
★予約受付開始日時
4月5日(月曜日) 午前9時 ※対面での予約受付は行いません。
予約枠:2日間合計205名分(先着順)
【予約枠内訳】
4月24日(土曜日)午後:65名分
4月25日(日曜日)午前:70名分
4月25日(日曜日)午後:70名分
※予約については、上記の「貝塚市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター」に電話にてお願いします。(聴覚障害のある方はファックスをご利用ください。)
※対面での予約受付は行いません。したがって、4月5日(月曜日)に市立保健センターへお越しいただいても、予約の受付はできませんのでご注意ください。
※ファックス分については、送信元にファックスを返信の上、聴覚障害に関する確認をさせていただきますので、聴覚障害のない方のファックス利用はご遠慮いただきますようお願いします。
市では、市内医療機関での「個別接種」と、市立保健センターなどでの「集団接種」を組み合わせてワクチン接種を推進していく予定です。なお、現時点では、5月以降の全体の詳細をお知らせすることができませんので、改めて4月下旬に高齢者の皆さん全員に個別通知を送付し、その時点で決定している内容をお知らせし、それ以降についても、接種計画の詳細が決まり次第、個別通知により、高齢者の皆さんにお知らせする予定です。
※3月26日付け厚生労働省通知では、5月中に、合計14,000箱分(1バイアル5回接種換算で1,365万回分)を、高齢者向け接種用として、全国の都道府県に配分し、その後も2週間ごとに配送を繰り返す予定とされています。
※高齢者以外の方に対する無料接種券の送付時期につきましては、現在のところ未定です。決定次第、ホームページや広報紙でお知らせします。
ワクチン接種回数及び接種間隔について
国は、高齢者に対するワクチン接種については、ファイザー社製ワクチンを用いるとしています。
ファイザー社製ワクチンの場合、現時点では、通常、3週間の間隔をあけて2回接種とされています。(※1回目にファイザー社製ワクチンを接種した場合は、2回目も必ず同じワクチンを接種してください。)
新型コロナウイルスワクチン接種に便乗した詐欺行為にご注意ください
保健所や自治体の職員を装い、「高齢者を対象にワクチンが接種できる。そのためには予約金が必要。」等として、金銭を要求する電話が確認されています。
行政機関が、新型コロナウイルスワクチン接種に関し、現金を要求することは絶対にありません。
不審な電話やメールは、すぐに切るか無視して下さい。また、不審な訪問がありましたら、すぐに110番または警察署にご相談ください。
厚生労働省 新型コロナワクチンコールセンター
新型コロナウイルスワクチンに関する各種相談に対応する「厚生労働省 新型コロナワクチンコールセンター」が開設されています。
電話:(フリーダイヤル) 0120-761-770
受付時間:平日・土日祝 午前9時から午後9時
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康子ども部 健康推進課
電話:072-433-7000
ファックス:072-433-7005
〒597-0072
大阪府貝塚市畠中1丁目18番8号 保健・福祉合同庁舎1階
更新日:2021年04月06日