現在の位置

本堂修理

重要文化財である現在の願泉寺本堂は、桁行27.6メートル、梁間27.0メートルの規模の大きな建物で、屋根は入母屋造(いりもやづくり)、本瓦葺とし、正面に向拝(ごはい)1間(けん)を備えており、1663年(寛文3年)に再建されたものです。

本堂の修理は、屋根の葺き替えのほか、軒まわり、壁、天井まわりの彩色、建具や床組の修理が主な内容です。これらの修理の大部分は、2005年(平成17年)7月に完成した素屋根という覆屋の内部で行われます。