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蕎原周辺の植物

更新日:2021年02月15日

貝塚市蕎原周辺で撮影された植物の画像を紹介します。

シキミ。マツブサ科。常緑小高木か高木。春に、うす黄色の花が咲きます。植物全体が有毒です。この画像は複数の花と葉を撮影したものです。

シキミ

イズミカンアオイ。ウマノスズクサ科。多年草。冬に地面に埋もれるような花を咲かせます。和泉山脈に分布します。この画像には、地面から這った複数の葉と、中央に1個の花が写っています。

イズミカンアオイ

ヤマコウバシ。クスノキ科。落葉低木。春に、うす黄色の小さな花が咲きます。この画像は、葉と黒い実を付けた枝を撮影したものです。

ヤマコウバシ

ムロウマムシグサ。サトイモ科。多年草。春に筒状の花が咲きます。筒の一部が花を覆うように伸び、先が細まり、垂れ下がります。この画像では、筒状の花が中央にあり、その左右に鳥の脚型の葉が広がっています。

ムロウマムシグサ

オモダカ。オモダカ科。多年草。水生植物。夏から秋にかけて、3枚の花びらを持った白い花を3個ずつ輪生させて咲かせます。この画像は、水田の畦近くで撮影したもので、中央に幾つかの花、その周囲に矢じり型の葉が何枚か写っています。

オモダカ

セトウチホトトギスの花。ユリ科。多年草。秋に紅紫色の斑が入った花を咲かせます。花の形は独特で、花被片(花弁と咢)が開き、太い花柱が立ち、花柱の先から花糸が広がりながら垂れ下がります。この画像は、崖から生えた株に10個ほどの花が咲いているところを撮影したものです。

セトウチホトトギスの花

セトウチホトトギスの蕾。ユリ科。多年草。この画像は、逆卵型の蕾の状態を撮影したものです。

セトウチホトトギスの蕾

ショウジョウバカマ。メランチウム科。多年草。春に10から20センチメートルの花茎の先に、紫色で横向きの総状花を咲かせます。花の色は、うすい紅色や、まれに白色のものもあります。この画像は、中央に2本の花茎が立ち、それぞれに紫色の花を付けている状態を撮影したものです。

ショウジョウバカマ

ユキザサ。ユリ科。多年草。5月から7月にかけて、茎の先に総状に白く小さな花を多数、付けます。この画像は、1本の茎から出た6枚の葉と、茎の先に付いた多数の小さな花を、上から撮影したもので、花が左側です。

ユキザサ

オニユリ。ユリ科。多年草、茎は高さ1から2メートルになります。夏に6枚の赤橙色の花弁を持つ花を咲かせます。花弁には濃色の斑点があり、強く反り返ります。観賞用に植栽、あるいは鱗茎を食用とするために栽培されることがあります。この画像は、1本の茎の先に付いた複数の花を撮影したもので、花は下を向き、花弁の他、長い雄蕊と柱頭も目立っています。

オニユリ

シュンラン。ラン科。多年草。花茎は高さ10から25センチメートル。早春に茎の先に1個の花を付けます。花の色は咢片と側花弁が、うす緑色から黄緑色で、唇弁は白色です。この画像の左側が斜面になっていて、葉と花茎が右斜め上向きに生え、茎の先に1個の花がやや下向きに咲いています。

シュンラン

シャガ。アヤメ科。多年草。花茎の高さは50から60センチメートルです。春に白色の花を咲かせます。花弁には紫色と黄色の斑紋が入ります。中国原産で、かなり古い時期に日本に入ってきたと言われています。この画像には、中央に1個の開花、その上に2個の蕾が写っています。

シャガ

コヤブラン。キジカクシ科(以前の分類ではユリ科)。多年草。高さ20から40センチメートル。夏から秋にかけて、うす紫色の小さな花を咲かせます。花は主軸から10個から20個、付きます。これを穂状花序といいます。この画像の右側が斜面で、そこから左向きに、10本ほどの葉と1本の花茎が伸びています。

コヤブラン

ミヤマカンスゲ。カヤツリグサ科。多年草。春に茎の先に花穂を付けます。茎と細長い葉が束になって株を形成します。この画像は、花穂を付けた幾つかの茎と多数の葉が形成した株を撮影したものです。

ミヤマカンスゲ

ジロボウエンゴサク。ケシ科。多年草。春に総状花序に少数の、うす紫色の花を咲かせます。花は一方が唇状に開き、反対側は距となり、横長の筒状の形になります。この画像は、20個程度の花と、多数の葉を撮影したものです。

ジロボウエンゴサク

ユキワリイチゲ。キンポウゲ科。多年草。早春に白い可憐な花を咲かせます。白い花弁のように見えるものは咢片で、10枚前後あります。この画像は、多数の葉から伸びた数本の花茎の先に付いた花を撮影したものです。写っている葉の表は渋緑色ですが、葉の裏は紫色です。

ユキワリイチゲ

ヤマネコノメソウ。ユキノシタ科。多年草。早春に花を咲かせます。花茎の先の花序には6から10個の花が付き、うす緑色から黄緑色の咢片の中にある雄蕊の黄色がアクセントになります。この画像は、8個ほどの花序を上から撮影したものです。

ヤマネコノメソウ

ユキノシタの花。ユキノシタ科。多年草。春に20から50センチメートルの花茎の先にたくさんの白い花を付けます。5枚ある花弁のうちの下2枚が大きく、上の3枚は小型で紅色と黄色の斑紋が入ります。この画像は、多くの白い花を撮影したものです。

ユキノシタの花

ユキノシタの葉。ユキノシタ科。多年草。常緑。葉は円形に近く暗緑色に紫色が混じることがあり、葉脈は白色に近い色をしていて、それが地面や斜面を平たく覆うように群落を形成します。この画像は、20枚ほどの葉を上から撮影したものです。

ユキノシタの葉

チャルメルソウ。ユキノシタ科。多年草。春に30から50センチメートルの花茎の先に総状花を咲かせ、紅紫色の花が間隔をあけて付きます。この画像は、崖と地面の境目にある20枚ほどの葉から出た4本の花茎を撮影したものです。花は小さくて見分けが付かないと思います。

チャルメルソウ

カキノハグサ。ヒメハギ科。多年草。茎は直立して20から30センチメートルの高さになります。春に茎の先に黄色の総状花を咲かせます。花は、うすく紅色を帯びることもあります。2枚の咢片が斜め上に開き、残りの3枚の咢片が筒状に伸び、その先に3枚の花弁が付きます。葉の形がカキの葉に似ていることが和名の由来です。この画像は株を上から撮影したもので、5枚の葉とその中心に総状花が写っています。

カキノハグサ

フユイチゴ。バラ科。小低木。つる植物のように地表を這います。秋に葉腋から5枚の花びらを持った白い花が総状に咲きます。冬に実(集合果)が赤く熟すことが和名の由来です。実は食用になります。この画像には、10個ほどの集合果と数枚の葉が写っています。

フユイチゴ

ニガイチゴ。バラ科。高さ1メートルほどになる落葉低木。春に5枚の花びらを持った白い花を咲かせます。実に苦みがあることが和名の由来です。この画像は、5個の花と数枚の葉を撮影したものです。

ニガイチゴ

ヘビイチゴ。バラ科。多年草。地面を這うように茎を出します。春、葉腋に5枚の花びらを持った黄色い花を咲かせ、その後に、赤い実を付けます。この画像は1個の実が左端に、10枚ほどの葉が中央に写っています。

ヘビイチゴ

ツブラジイ。ブナ科。常緑高木。コジイという別名も比較的使われます。春に、樹木全体に多くの花が咲きます。雄花序は長さ8から10センチメートルで垂れ下がり、多くの雄花を付けます。堅果は球状です。この画像は、枝先に付いた多数の葉を撮影したものです。葉には光沢があります。

ツブラジイ (別名、コジイ)

モミジカラスウリ。ウリ科。つる性の多年草。6月から8月に5枚の花びらを持った白い花が咲きます。花弁の先が糸状に割けているのが特徴です。葉はモミジのように5から9裂した掌状です。この画像には、10枚程度の葉が写っています。

モミジカラスウリ

ツリバナ。ニシキギ科。落葉低木か小高木。春に5枚の花びらを持った白い花を垂れ下がるように咲かせ、秋に実が紅色に熟します。この画像は、標本用に採集した枝を手で持っているところを撮影したもので、5枚ほどの葉と2個の実が写っています。

ツリバナ

タチツボスミレ。スミレ科。多年草。春に、うす紫色で5枚の花びらを持った花を咲かせます。スミレ類の花は、横向きに咲きます。葉はハート型です。ごく普通に見られるスミレです。この画像は、斜面に生えた株で、15個ほどの花が咲いているところを撮影したものです。

タチツボスミレ

アリアケスミレ。スミレ科。多年草。春に白色で5枚の花びらを持った花を咲かせます。葉は細長で、先がやや尖った形をしています。この画像は、石壁沿いの株で、20個ほどの花が咲いているところを撮影したものです。

アリアケスミレ

アオイスミレ。スミレ科。多年草。春に、うすい紫色で5枚の花びらを持った花を咲かせます。葉はハート型です。この画像は、斜面に生えた株で、5個の花が咲いているところを撮影したものです。

アオイスミレ

ゲンノショウコ。フウロソウ科。多年草。夏から秋にかけて5枚の花びらを持ったピンク色か白色の花を咲かせます。葉は3裂か5裂します。古来より、下痢止めや胃腸薬としての効能があることが知られています。この画像は、3個の花が咲いているところを撮影したものです。

ゲンノショウコ

キブシ。キブシ科。落葉低木。春先に、垂れ下がった花茎に、うす黄色の総状花序を付け、葉が出る前なので、目立ちます。この画像は、30個ほどの垂れ下がった花序を撮影したものです。

キブシ

コハウチワカエデ。ムクロジ科。落葉高木。高さ15メートルほどになることもあります。春、花茎の先に15から20個の小さなうす黄色の花を咲かせます。葉は掌状に深裂します。この画像は多数の葉を撮影したもので、左下にその枝を持った手が写っています。

コハウチワカエデ

サンショウ。ミカン科。落葉低木。春に、枝先の葉腋に小さな黄緑色の花を多数咲かせます。葉は互生で、小葉は対生します。葉をもむと芳香がします。若葉は木の芽として食用にされ、種子には強い辛味があります。この画像は、枝から伸びた10枚程度の葉を撮影したもので、4個の花茎の先に花が咲いています。

サンショウ

コショウノキ。ジンチョウゲ科。常緑小低木。春先、昨年の枝先に白色で筒状の花を数個、咲かせます。筒は先で4裂し、芳香を発します。実は夏に赤く熟し、辛味があります。この画像は、枝先の葉を撮影したもので、未熟で緑色の実が数個、写っています。

コショウノキ

ナンバンハコベ。ナデシコ科。多年草。茎は他の植物などに寄りかかって、つる植物のように伸び、長さが1.7メートルに達することがあります。夏から秋にかけて、5枚の花びらを持った白い花を咲かせます。この画像は、茎の先に付いた2個の花を撮影したもので、葉も数枚、写っています。

ナンバンハコベ

クマノミズキ。ミズキ科。落葉高木。高さが10メートルを超えることがあります。6月から7月にかけて、枝の先に、4枚の花びらを持った白色の小さな花を多数咲かせます。秋に直径5ミリメートルほどの黒紫色の実を付けます。この画像は、枝先に多数の果実が付いている状態を撮影したもので、葉も多数写っています。

クマノミズキ

イワガラミ。アジサイ科。落葉つる性の木本。幹や枝から気根を出しながら、他の樹木の幹や岩の崖を這い上り、高さ15メートルに達することもあります。6月から7月にかけて花を咲かせます。花の中央は小さなクリーム色の花が多数集まり、その周りには10個前後の白色1枚の花びらを持った装飾花が取り巻きます。この画像には、地面を這っている状態の葉が20枚以上、写っています。

イワガラミ

キツリフネ。ツリフネソウ科。一年草。夏から秋にかけて、黄色い花を咲かせます。花の形は独特で、葉の下から伸びた花茎の先に横向きにぶら下がるような形をしています。この画像の右下から左上にかけて茎が伸び、左下に開いた花が1個写っています。

キツリフネ

ギンリョウソウ。ツツジ科。多年草。樹木と共生した菌類に寄生します。春から夏にかけて、地下から花茎を伸ばし、白色で筒状の花を、やや下向きに咲かせます。葉緑体がなく、茎も白色で、茎に張り付くように付ける葉も白色です。この画像は花茎の短い2個の花を撮影したものです。

ギンリョウソウ

ギンリョウソウモドキ。ツツジ科。多年草。ギンリョウソウと同じく、菌類に寄生します。秋に、地下から花茎を伸ばし、白色で筒状の花を、やや下向きに咲かせます。葉緑体がなく、茎も白色で、茎に張り付くように付ける葉も白色です。この画像は花茎の長い6個の花を撮影したものです。

ギンリョウソウモドキ (別名、アキノギンリョウソウ)

カクミノスノキ。ツツジ科。落葉低木。春に釣鐘型の花を咲かせます。花の色は、緑色と白色が混じった色に、うすい紅色の筋が入ります。この画像は秋に実が成っているところを撮影したもので、水平に広がった枝と多数の葉の中央に、赤く熟した実が1個、写っています。

カクミノスノキ (別名、ウスノキ)

アカネ。アカネ科。つる性の多年草。夏から秋にかけて黄緑色の小さな花を多数、咲かせます。根を煮出したものが茜色の染料として使われることが和名の由来です。この画像は、絡まったつると、それから出た多くの葉と実を撮影したものです。

アカネ

スズサイコ。ガガイモ科。多年草。直立した茎は高さ1メートルに達することがあります。初夏に緑に赤みが入った色の星型の花を咲かせます。この画像は、池の堤から伸びた茎の先を撮影したもので、背景は池の水面です。

スズサイコ

ミズタビラコ。ムラサキ科。多年草。春に茎先から花序を出し、白色、車型で5裂した花を咲かせます。花は少し青味がかることがあります。この画像では、手前に2本の茎先に花が咲いています。

ミズタビラコ

イワタバコの葉。イワタバコ科。多年草。根が岩場に張り付いて伸び、葉が岩から出ているように見えます。この画像には岩の崖から生えた40枚ほどの葉が写っています。

イワタバコの葉

イワタバコの花。イワタバコ科。多年草。夏に葉の間から花茎が伸び、その先に紫色で5裂した花が咲きます。この画像は、20個ほどの花がこちらを向いて咲いている様子を撮影したものです。葉も少し写っています。

イワタバコの花

ヤブムラサキ。シソ科。落葉低木。6月から7月にかけて葉の付け根から数個の、うす紫色の小さな花を付けます。秋に直径約4ミリメートルの紫色の実が成ります。この画像は、細い枝から出た7枚の葉と、2箇所から成った6個の実を撮影したもので、その細い枝は左側から右側に伸びているものです。

ヤブムラサキ

アキチョウジ。シソ科。多年草。茎の高さが1メートルに達することがあります。主として秋に、うすい青色の花を枝先に多数、咲かせます。1個の花の形は、筒状の先が唇のように開きます。この画像は1本の先に咲いた10個ほどの花を撮影したもので、数枚の葉も写っています。

アキチョウジ

レモンエゴマ。シソ科。1年草。夏から秋にかけて茎先の花序に、うす紅色、唇型の花を多数、咲かせます。葉は丸く、揉むとレモンの香りがすることが和名の由来です。この画像の中央に1株があり、数枚の葉と、茎先に垂直に伸びた花序に付く10個以上の花が写っています。

レモンエゴマ

ウツボソウ。シソ科。多年草。夏、茎先の円筒形の花穂に、紫色で唇型の花を多数、咲かせます。この画像は、20株ほどの群落を写したもので、花が咲いている株と落ちてしまった株が混在しています。

ウツボソウ

クルマバナ。シソ科。多年草。夏から秋にかけて、茎先の花穂から、紅紫色で唇型の花を幾つか咲かせます。茎先の花穂から少し離れた位置にも、輪状の花穂(仮輪)があるのが特徴です。この画像の左下から右上に向かって、3本の茎が倒れながら伸びていて、花が少し咲いています。

クルマバナ

ミゾホオズキ。ハエドクソウ科。多年草。花の時期は6月から8月です。茎の上部の葉腋から花柄を出し、黄色い筒状の花を付けます。この画像の中央に、咲き掛けの2個の花が写っています。その2本の茎から出た数枚の丸い葉がミゾホオズキの葉で、その周りに写っている細長い葉は別の植物のものです。

ミゾホオズキ

ハナイカダ。ハナイカダ科。落葉低木。春に、楕円形の葉の中央に、うすい緑色の花を咲かせます。葉の中央に花が咲くのは珍しいことですが、葉腋から出た花序と葉の主脈が融合して、そのような位置に花を付けるものと考えられています。この画像は、左側から出た枝の先に6枚の葉が付き、花が咲いているところを撮影したものです。

ハナイカダ

ホタルブクロ。キキョウ科。多年草。初夏に花茎を伸ばし、釣鐘状の花をいくつか、吊り下げるように咲かせます。花の色はほとんどが白色ですが、まれに赤みがかった色になることもあります。この画像では、中央に3個の白い花、右上奥に3個の白い花が写っています。

ホタルブクロ

ノコンギク。キク科。多年草。花の時期は8月から11月です。高さ50から100センチメートルの茎の先に幾つかの集合花を付けます。キク科の花は、小花が集まった頭状花序(集合花)です。中央に黄色の筒状花が多数、その周囲に10枚前後のほぼ白色の舌状花が取り巻き、それが1個の花のように見えます。この画像は、7個の集合花を上から撮影したものです。

ノコンギク

コウヤボウキ。キク科。落葉小低木。秋に、10数個の筒状花だけから成る白い房状の花を咲かせます。この画像には、細い茎、10個ほどの花、卵型の葉が写っています。1年目の葉は卵型で、2年目の葉は細いので、写っている葉は1年目のものと思われます。

コウヤボウキ

フキの葉。キク科。多年草。地下茎を伸ばし、地下茎から地上に葉茎を立てます。葉の形は、一部が切れた円形で、幅が20センチメートルを超えることもあります。この画像は、4枚の葉を上から撮影したものです。

フキの葉

フキノトウ。フキは早春に地下茎から花茎を立てます。その葉が開き切っていない若い花芽をフキノトウと呼び、山菜として食用になります。この画像は、地面から出た2個のフキノトウを撮影したもので、うすい緑色をしています。

フキ フキノトウ

フキの雄株。フキは雌雄異株で、雄株の花茎の先に咲いた花は、多数の頭状花から形成され、花粉は黄色です。この画像は、30個ほどの頭状花から成る花をアップで撮影したものです。

フキの雄株

フキの雌株。雌株の花茎の先に咲いた花も、多数の頭状花から形成され、白色です。この画像は、花を咲かせた3本の花茎を撮影したものです。

フキの雌株

コバノガマズミ。レンプクソウ科。落葉低木。春に、枝先の花序に多数の白い小さな花を咲かせます。直径5ミリメートルほどの花冠が5裂した花ですが、直立した5本のおしべは意外に目立ちます。秋に赤い実を付けます。この画像は細い枝から出た多数の葉を撮影したものです。

コバノガマズミ

ミヤマウコギ。ウコギ科。落葉低木。春に枝先から散形花序を出し、10個以上の白い花を付けます。散形花序とは、中心から数本の花茎を四方八方に伸ばして、全体的に見ると球状の所々か全面に花があるような状態の花序のことを言います。ミヤマウコギの場合は、花の数が少ないので、所々という方になります。この画像は地面を這っている枝から出た多数の葉を撮影したもので、1枚の葉は5個の小葉から成ります。

ミヤマウコギ

ウド。ウコギ科。多年草。茎の高さが1.5メートルになることがあります。8月から9月にかけて、枝先に、数個の散形花序を付けます。散形花序とは、中心から数本の花茎を四方八方に伸ばして、全体的に見ると球状の所々か全面に花があるような状態の花序のことを言います。ウドの場合は、花の数が多いので、全面という感じになります。1個1個の花は小さく、白色で5弁です。この画像は枝先から出た20個ほどの球形の花序を撮影したものです。

ウド

クルマバナの画像は、覚野良子さんから開花情報をいただいて、撮影に行ったものです。

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