貝塚市行政評価

施策 評価結果の公表
施策名 29 地域の歴史的遺産を守り生かす


施策コード:040029
1.施策の体系と担当課
総合計画   第5次総合計画
基本計画 4 ひとと地域の資源を生かし にぎわいを生み出すまち
主管課 教育部 社会教育課
関係課  

2.施策の目的
対象(施策の対象は誰(何)か)
 市内に残る歴史的遺産の価値を市民が認識し、行政だけでなく、地域の人々や各種団体が、歴史的遺産の保護と活用を担っています。また、その活動を通じて地域コミュニティが活性化し、多数の人々でにぎわっています。
受益者(施策の受益者は誰か)
受益者 受益者数 0人
意図(どのような状態を目指すか)

3.施策を取り巻く状況
社会環境の変化
 平成30年に、文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が成立し、文化財の滅失等の防止や、文化財の保存活用の促進を図る内容となっている。本市においても、市内に存在する歴史的遺産について、その保存や調査から、今後はそれらの価値や魅力を広く周知し、活用する方向に移行している。寺内町においては、所有者の高齢化が進み、空き家も増加している。
行政の役割
 賑わいのあるまちづくりのため、歴史的遺産の効果的な活用が求められている。また、おとなだけでなく次世代を担う子どもたちについても、自分が暮らす地域の歴史や文化を知るため、郷土愛を育む「貝塚学」との連携など、学ぶ機会の提供が求められている。

4.施策にかかるコスト
  単位 H28予算 H28決算 H29予算 H29決算 H30予算
コスト

内訳
投入人員 正職員数 2.2 1.83
嘱託員数 2.0 2.0
人件費 直接人件費 千円 27,954 25,871
間接人件費 1,579 708
直接事業費 9,594 8,752 10,797 9,802 10,035
間接事業費 178 755
フルコスト 9,594 38,463 10,797 37,136 10,035
財源
内訳
使用料及び手数料 千円          
国支出金 0   0    
府支出金          
地方債          
その他 3,650 3,560 5,626 5,339 5,262
一般財源1(=フルコスト−特定財源) 5,944 34,903 5,171 31,797 4,773
一般財源2(=直接事業費−特定財源) 5,944 5,192 5,171 4,463 4,773
受益者一人あたりコスト1(対フルコスト) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
受益者一人あたりコスト2(対一般財源1) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
受益者数 0 0 0 0 0
備考

5.成果指標と単位あたりコスト
成果指標1 歴史・文化に関する行事への参加人数(セミナー・古文書関係講座)
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H28実績 H29実績 H30見込 H31計画
毎年度 900 増加 856.0 752.0 800.0 800.0
成果指標2 文化財の指定・登録件数
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H28実績 H29実績 H30見込 H31計画
毎年度 280 増加 239.0 250.0 260.0 270.0

6.施策を構成する事務事業ごとの評価結果(平成30年度実績)
事務事業名 最重要指標 総事業費 方向性 所見
うち人件費
平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度
(見込)
埋蔵文化財発掘調査事業 届出、依頼数と調査件数の係数 9,965 5,992 3,969 1,006 成果 簡易評価
H29実績 18.9 パーセント
8,341 4,680 3,371 0 資源
配分
最終目標値
に対する
達成率
-
文化財保護事業 講座等の参加者数 6,821 10,577 9,781 1,365 成果 B:現状維持  ブロック民俗芸能大会は概ね効果があった。これを機に、今後地域の保存団体間の交流を図る。
H29実績 514.0
5,609 9,462 8,281 0 資源
配分
C:縮小や統合を検討
最終目標値
に対する
達成率
64.25%
郷土資料室事業 展示会観覧者・かいづか歴史文化セミナー・古文書講座等参加者数 15,737 15,781 16,609 5,592 成果 B:現状維持  参加者が偏りがちになるので対策を検討する必要がある。
H29実績 4249.0
11,138 11,380 10,909 0 資源
配分
B:現状維持
最終目標値
に対する
達成率
98.81%
貝塚市歴史展示館事業 延べ入館者数 7,511 6,113 6,777 2,072 成果 B:現状維持  創意工夫を凝らした特別展や企画を行う。
H29実績 2731.0
5,494 4,011 4,018 0 資源
配分
B:現状維持
最終目標値
に対する
達成率
97.54%

7.施策の事後評価
施策指標の分析(設定の根拠・達成状況)
 概ね達成。
構成事務事業に課題はないか
 妥当である。
実施主体(国・府や地域・事務所などとの役割分担)に課題はないか
 妥当である。

8.今後の方向性
 文化財を活用した企画を実施する。また歴史展示館については、その所在の利を生かした取組みや、タイムリーな企画や特別展を工夫する。