行政評価

事務事業 評価結果の公表
展示・観察事業 展示・観察事業


事務事業コード:100501010
1.事務事業の概要
担当課 教育部 善兵衛ランド 所属長名 森 哲裕
政策
体系
計画   第5次総合計画
将来像 1 心豊かな人が育ち ふるさとに誇りと愛着を感じるまち 施策 5 誰もが学び、活躍できる環境を確保する
個別計画
根拠法令・条例・要綱等 貝塚市立善兵衛ランド条例及び施行規則
開始年度 平成4年度 終了年度 予定なし
事務事業類型 ソフト事業 評価区分 通常評価
実施手法 委託なし(市直営) 補助金の支給 なし
事務事業の目的 岩橋善兵衛の偉業を、史実を通して知ることにより、郷土愛の育成に寄与する。
天文・宇宙、自然科学についての知識を高め、興味関心を持続して再来館を促す。
具体的内容 ○岩橋善兵衛の偉業、江戸時代の天文学・自然科学等について解説することで、郷土愛を育むとともに、自然科学、天文への興味関心を喚起、醸成することで市民文化の振興に寄与する。
○来館者に天体観測ドームで昼は太陽(黒点、プロミネンス)惑星、恒星の観測体験を行う。さらに木・金・土は、午後9時45分までの夜間観察を行う。
○講座を年齢、興味関心に添った内容で5講座開催し、継続的な学習の場を提供して科学・天文の啓発に資する。
○天文イベントや観察会を適切な時期に開催するとともに、希望の地域で出張観望会を実施することなど、広く市民に科学・天文と接する場を提供し、生涯学習に資する。
○天文に関する教材教具を開発することにより、市民により親しく、わかり易く科学・天文に接してもらうことで、生涯学習の充実に資する。また子どもたちには、学習補完や体験学習として、自然科学への興味関心を深める。

2.事務事業実施にかかるコスト
事務事業を構成する予算細目
決算書番号 会計 細目
00000657 010(一般会計) 10(教育費) 05(社会教育費) 06(善兵衛ランド運営費) 02(展示・観察事業)
  単位 H27予算 H27決算 H28予算 H28決算 H29予算
コスト

内訳
投入人員 正職員数 0.0 0.0
嘱託員数 1.2 1.2
人件費 直接人件費 千円 4,918 4,843
間接人件費 0 0
直接事業費 2,606 2,570 2,881 2,811 3,124
間接事業費 584 632
フルコスト 2,606 8,072 2,881 8,286 3,124
財源
内訳
使用料及び手数料 千円          
国支出金          
府支出金          
地方債          
その他          
一般財源1(=フルコスト−特定財源) 2,606 8,072 2,881 8,286 3,124
一般財源2(=直接事業費−特定財源) 2,606 2,570 2,881 2,811 3,124
備考

3.活動指標
指標名 単位 H27実績 H28実績 H29見込 H30計画
開館日数 283.0 282.0 282.0 292.0
定期講座開催回数 33.0 34.0 35.0 39.0
天文イベント・観察会の開催 36.0 35.0 33.0 35.0

4.成果指標と単位あたりコスト
成果指標1 入館者数
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H27実績 H28実績 H29見込 H30計画
毎年度 14500.0 増加 12738.0 13108.0 14000.0 14000.0
入館者1人あたりコスト 千円 0.63 0.63    
成果指標2 入館者数の内定期講座・天文イベント・観察会参加者数
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H27実績 H28実績 H29見込 H30計画
毎年度 3500.0 増加 4195.0 4705.0 5000.0 4500.0
       

5.事務事業の計画と実績
  計画 実績
平成28年度 出張観望会の回数はは、昨年13回から15回と増加したものの、雨天中止が3回、曇天が多かったため参加者が減少した。昨年度トータル1182名が今年度452名と著しい結果となって表れた。一方、特別観察会の方は曇りも多かったが、ペルセウス座流星群観察会の961名という記録的な来館者数により、2055名と増加した。

6.項目別評価と課題認識
評価項目 評価観点 項目別評価 課題と改善案
妥当性評価 事務事業の目的(対象・意図)は妥当か 妥当である 岩橋善兵衛の知名度を、さらに広げる必要がある。
目的に対して手段は適切か 適切である 天文台施設であることを、周知するための努力を続ける必要がある。
公的関与の範囲は適切か(市が実施すべきか) 適切である 善兵衛ランドの存在意義を大切にして、展示部門の充実と観察内容の向上を目指す。
効率性評価 コスト削減の余地はないか 余地はない 来館者へのサービス向上を目指し、満足してもらえるような案内と観察天体の選択を適格に行えるように、指導員の力量を向上させる。
利便性向上・省力化の余地はないか 余地はない 現在のコストで、最大の効果を発揮できるよう、極力手作りで分かりやすい教材の作製に努める。
住民負担は適切か 適切である 一部有料化により、自己負担の部分と住民サービスの部分をメリハリをつけながら継続していく。
有効性評価 目標どおり成果が向上したか 向上した 天気に左右される中、入館者数は増加した。
市民ニーズに的確に応えられたか やや応えられなかった 天体観察での満足感は、天候により大きく差が出ることから、雨天・曇天対策を充実する必要がある。

7.今後の方向性と改善案
今後の方向性 所見
成果 維持 性質上、天候に左右されることは避けられないが、引き続き出張観望会など地域に密着した活動を充実させていく。
資源配分 維持
施策内での重点付け C:―
今後の改善案(課題解決や改革・改善に向けての具体的な方策)
平成29年度から実施できるもの ・開館25周年を契機に、幅広い市民に来館を促す。
・展示物の充実(窺天鏡実物大模型の作成)
・案内看板の充実(交差点横の大型案内板の作成)
・出張観望会の継続と充実(機材の調整・連続開催)
平成30年度以降から実施できるもの ・魅力ある観察ができるようなテーマの企画
・出張観望会の新規開拓