7.担当による評価と課題認識 |
評価項目 |
評価観点 |
担当による評価 |
課題と改善案 |
妥当性評価 |
事務事業の目的(対象・意図)は妥当か ※1:義務的事業、内部管理事務を除く |
目的は妥当であるが、落語や健康体操などを公民館の主催で町会館等で催すこと自体が目的ではない、ということの理解を深める必要がある。 |
市民の自主的な地域コミュニティ事業のきっかけとなるよう、出前事業後に懇談をもつとともに、職員間でも意識を共有する。 |
目的に対して手段は適切か ※1 |
目的のための適切な手段として、事業を実施した。 |
目的が何であるかヴィジョンを示し、この出前事業がそのための手段であることを説明するため、丁寧な懇談をもつ。 |
公的関与の範囲は適切か(市が実施すべきか) ※1 |
地域課題の解決につなげるための、地道で継続的な関わりが必要なので、民間委託は困難である。 |
公的機関が実施していくことの必要性を伝え続ける。 |
効率性評価 |
コスト削減の余地はないか |
地域団体の活性化とともに、事業費や人件費が削減される余地はある。 |
地域で核となる人材と連携して、事業を進める。 |
利便性向上・省力化の余地はないか |
市民の主体的な活動により、利便性向上・省力化の余地が生まれる。 |
公民館利用者からのひろがりが、直接の地元ではすすめにくい場合、貝塚市全体としての事業展開を行う。(「あそび隊」など) |
住民負担は適切か ※1 |
出前事業では公民館の施設を利用しないが、講師謝礼の件など、一部検討の余地がある。 |
公民館負担、市民負担の今後のありかたについて、利用者と協議する。 |
有効性評価 |
目標どおり成果が向上したか |
市民の主体的な動きにより、成果が向上した。 |
引き続き市民との協働をすすめる。 |
市民ニーズに的確に応えられたか ※1 |
多様な市民ニーズにすべて迅速に応えることは難しいが、ともに課題を解決するというスタンスで努めた。 |
市民ニーズを探り的確に対応できるよう、職員の資質を向上させる。(理念を押さえたうえで実際に役立つ研修を実施するなど) |