貝塚市行政評価

事務事業 評価結果の公表
調査研究事業 調査研究事業


事務事業コード:101301010
1.事務事業の概要
担当課 教育部 自然遊学館 所属長名 高橋寛幸
政策
体系
総合計画 第1章 美しく暮らしよい環境創造都市 第5節 美しい自然環境の保護
基本計画 (2)地域に応じた自然環境の保護と啓発 施策 地域に応じた自然環境の保護と啓発
個別計画  
根拠法令・条例・要綱等 貝塚市立自然遊学館等管理条例
開始年度 平成5年度 終了年度 予定なし
事務事業類型 ソフト事業 評価区分 通常評価
実施手法 一部委託 補助金の支給 なし
具体的内容 市民が自然と触れ合い、自然環境の実態を把握し、自然に対する理解を促進するために、野外調査や標本資料の収集・保存といった活動を行う。また、調査の際に採集した動植物や、市民から寄贈された動植物・化石などの自然物資料は標本化してデータとともに保管する。これらの結果を記録にとどめ、季刊紙「自然遊学館だより」や、年次報告「貝塚の自然」で公表する。

2.事務事業の目的
対象(働きかける相手・もの) 本市の自然環境(採集・提供された動植物標本、記録写真や数値記録などのデータ)
受益者(誰を・何を) 市民
事務事業の意図(どういう状態にしたいのか) 貝塚市の動植物の生態や分布などの自然環境を情報発信することで、一人ひとりが環境を知り、守るために何をするか、に気付き実践することから、貝塚市の環境保全と郷土愛の心を育てる。
行政の役割 定期的な自然観察会と標本収集、さらに、記録写真やデータなどの集積、分かりやすい標本作りと適切な管理。

3.事務事業実施にかかるコスト
事務事業を構成する予算細目
決算書番号 会計 細目
00001038 010(一般会計) 10(教育費) 05(社会教育費) 07(自然遊学館運営費) 08(近木川汽水ワンド観察事業)
00000427 010(一般会計) 10(教育費) 05(社会教育費) 07(自然遊学館運営費) 02(調査・研究事業)
  単位 H24予算 H24決算 H25予算 H25決算 H26予算
コスト

内訳
投入人員 正職員数   0.0   0.0  
嘱託員数   1.25   1.4  
人件費 直接人件費 千円   3,078   3,431  
間接人件費   758   1,131  
直接事業費 1,365 1,724 1,795 1,794 1,738
間接事業費   979   1,073  
フルコスト 1,365 6,539 1,795 7,429 1,738
財源
内訳
使用料及び手数料 千円          
国庫支出金          
府支出金 0 360 430 430 380
市債          
その他          
一般財源1(=フルコスト−特定財源) 1,365 6,179 1,365 6,999 1,358
一般財源2(=直接事業費−特定財源) 1,365 1,364 1,365 1,364 1,358
備考

4.活動指標
指標名 単位 H24実績 H25実績 H26見込 H27計画
調査回数 32.0 26.0 30.0 30.0
標本数 350.0 300.0 400.0 400.0
年次報告書発行部数 300.0 300.0 300.0 300.0

5.成果指標と単位あたりコスト
成果指標1 「貝塚の自然」における調査報告数
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H24実績 H25実績 H26見込 H27計画
毎年度 8.0 維持 8.0 8.0 7.0 7.0
調査報告1件あたりコスト 千円 817.38 928.62    
成果指標2  
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H24実績 H25実績 H26見込 H27計画
  毎年度 増加        
           

6.事務事業の計画と実績
  計画 実績(昨年からの改善状況)
平成25年度 大阪府の委託による近木川河口の干潟観察(汽水ワンド調査)が今後4年間実施。 汽水ワンドには干潟形成の痕跡はないが、流入物、生きものが確認されている。

7.担当による評価と課題認識
評価項目 評価観点 担当による評価 課題と改善案
妥当性評価 事務事業の目的(対象・意図)は妥当か ※1:義務的事業、内部管理事務を除く おおむね妥当 調査研究は情報提供に合わせできるだけ早期対応、早期発信を心がけ行っている。
目的に対して手段は適切か ※1 おおむね妥当 調査日時決定と場所の選択など、調査員の勤務状況との調整が必要になり、適切な時期に調査できないことがある。
公的関与の範囲は適切か(市が実施すべきか) ※1 おおむね妥当 現状維持
効率性評価 コスト削減の余地はないか おおむね妥当 現状維持
利便性向上・省力化の余地はないか 調査機器を準備し、省力化、効率アップを心がけている 関係機関、専門機関との情報交換により、予算内で購入できる性能の良い機器を購入
住民負担は適切か ※1 おおむね妥当 現状維持
有効性評価 目標どおり成果が向上したか 観察調査活動は、貝塚市・遊学館記録で今回初記録の生きものや標本の取得があった。 千石荘の調査活動
市民ニーズに的確に応えられたか ※1 おおむね妥当 情報提供に合わせできるだけ早期対応、早期発信を心がけ行っているが調査員の勤務状況により、適切な時期に調査できないことがある。

8.今後の方向性と改善案
職場からの改善案(課題解決や改革・改善に向けての具体的な方策)
平成26年度から実施できるもの 調査研究ボランティアが一名増えた事や、内部調整による勤務体制の組み換えなどを行い、臨機応変に対応できるようにする
平成27年度から実施できるもの 汽水ワンド調査に関して4年目となり、干潟形成の期待があることから、干潟の調査観察・生きもの報告の可能性がある。
今後の方向性
方向性 所見
成果 向上 貝塚の自然環境について継続的な調査を実施する。
資源配分 維持
施策内での重点付け