貝塚市行政評価

施策 評価結果の公表
施策名 地域産業の振興


施策コード:04010101
1.施策の体系と担当課
総合計画 第4章 活力あふれる産業振興都市 第1節 地域経済を支える工業などの振興
基本計画 (1)地域産業の振興
主管課 都市整備部 商工観光課
関係課  

2.施策の目的
対象(施策の対象は誰(何)か)
中小企業の事業主及び従業員や市内観光産業事業者及び観光客
受益者(施策の受益者は誰か)
受益者 市民・事業者 受益者数 89800人
意図(どのような状態を目指すか)
活力ある地域経済を支える工業の振興を目指すとともに、市民の日常生活を支える商業・サービス業の振興と魅力ある商業地づくりや新規産業の支援、また、自然資源や歴史的資源、伝統行事や伝統産業、特産物などの豊富な観光資源を活かした観光産業の充実により市域の活性化と産業の振興を図る。

3.施策を取り巻く状況
社会環境の変化
世界を取り巻く経済情勢は上向く兆しを見せているが、国内の中小の事業所は経営が不安定であるとともに、消費者ニーズの変化と店舗の老朽化、後継者不足、大型店舗への購買力の流出等により商店街の衰退が続いているが、一方で大型・中型店舗の地域生活を支える役割が大きくなっている。また、海外や国内からの観光客の誘致により地域の活性化と経済の発展を促進する取組を国が主導して提唱している。
行政の役割
市内の産業の振興を図ることが課題であり、融資制度の利用者に対する補助金や積極的な事業、経営安定に取組む事業所や経営革新に取り組む中小企業に対し各種の補助金を交付している。また、商店街の活性化を図るために実施しているプレミアム商品券事業や、観光振興事業にも補助金を交付することで支援している。

4.施策にかかるコスト
  単位 H24予算 H24決算 H25予算 H25決算 H26予算
コスト

内訳
投入人員 正職員数   3.74   3.34  
嘱託員数   0.0   0.0  
人件費 直接人件費 千円   20,410   17,978  
間接人件費   6,220   7,037  
直接事業費 218,331 216,160 226,650 216,555 276,072
間接事業費   0   0  
フルコスト 218,331 242,790 226,650 241,570 276,072
財源
内訳
使用料及び手数料 千円   7   7  
国庫支出金          
府支出金 581   0   0
市債          
その他 150,000 150,000 150,750 150,682 150,000
一般財源1(=フルコスト−特定財源) 67,750 92,783 75,900 90,881 126,072
一般財源2(=直接事業費−特定財源) 67,750 66,153 75,900 65,866 126,072
受益者一人あたりコスト1(対フルコスト) 2.42 2.69 2.52 2.69  
受益者一人あたりコスト2(対一般財源1) 0.75 1.03 0.85 1.01  
受益者数 90267 90267 89800 89800  
備考

5.成果指標と単位あたりコスト
成果指標1 信用保証料補給・利子補給件数
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H24実績 H25実績 H26見込 H27計画
毎年度 250.0 維持 113.0 108.0 210.0 210.0
成果指標2 中小企業支援補助金交付件数
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H24実績 H25実績 H26見込 H27計画
毎年度 113.0 増加 101.0 88.0 113.0 113.0
成果指標3 観光ボランティアガイド利用者数
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H24実績 H25実績 H26見込 H27計画
毎年度 1100.0 増加 1025.0 565.0 1100.0 1100.0

6.施策を構成する事務事業ごとの評価結果(平成25年度実績)
事務事業名 最重要指標 総事業費 施策内
での
重点付け
方向性 所見
うち人件費
平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
(見込)
中小企業制度融資事業 信用保証料補給・利子補給件数 11,429 162,130 159,040 158,009 成果 向上 申請件数にあった事業展開を行い成果を向上させる必要がある。
H25実績 108.0
6,160 7,971 5,368 0 資源
分配
縮小・統合
最終目標値
に対する
達成率
43.2%
中小企業支援事業 中小企業支援補助金交付件数 8,952 8,793 8,715 8,291 成果 向上 現状を維持し、成果を向上させる必要がある。
H25実績 88.0
2,673 3,050 3,146 0 資源
分配
維持
最終目標値
に対する
達成率
77.87%
産業振興推進事業 優良事業所・優良従業員表彰、大店立地法、工場立地法等の件数 9,539 11,522 12,317 10,763 成果 維持 資源が現状維持の中、成果を向上させるための振興推進事業に取り組む必要がある。
H25実績 107.0
1,309 3,442 2,237 0 資源
分配
維持
最終目標値
に対する
達成率
85.6%
産業集積促進奨励金事業 誘致企業からの市税収入等 19,161 43,171 40,893 92,424 成果 向上 今後も、企業誘致を積極的に進めていく必要がある。
H25実績 581059.0 千円
426 674 232 0 資源
分配
拡大
最終目標値
に対する
達成率
109.3%
観光活性化事業 市内の主な観光施設への来訪者数(観光統計調査) 16,509 17,174 17,711 6,585 成果 向上 市内の観光施設の利用拡大を図るため、観光事業の推進に取り組んでいく必要がある。
H25実績 148.0 万人
11,459 11,493 11,820 0 資源
分配
拡大
最終目標値
に対する
達成率
87.05%
観光情報発信事業 ご当地グルメコンテスト貝塚ぐるぐるぐるめ集客 0 0 2,894 0 成果 廃止・終了 特になし。
H25実績 12000.0
0 0 2,212 0 資源
分配
廃止・終了
最終目標値
に対する
達成率
-

7.施策の事後評価
施策指標の分析(設定の根拠・達成状況)
市内の産業と観光の振興を図るため、補助金の交付、表彰等の推薦、誘致企業からの税収、観光客数などの指標を設定している。25年度は前年度より実績の数値は減少している。
構成事務事業に課題はないか
事務事業の構成に課題はないが、多種多様な支援策があるので、必要性、効果を十分に判断して配分を検討していく。
実施主体(国・府や地域・事務所などとの役割分担)に課題はないか
国や府においても様々な支援策を策定しているので、市内事業者とのマッチングに努め産業の振興を図っていく。

8.今後の方針
一次評価 市内の企業の活性化を図ることで、市税の増収に繋がることから、積極的に取り組むとともに、観光振興についても積極的に事業を展開させていく必要がある。
二次評価 中小企業及び商店街の活性化や観光事業の振興は、費用対効果を分析し、積極的に支援していくべきである。水間観音駅を中心とした観光振興策に取り組むこと。