貝塚市行政評価

施策 評価結果の公表
施策名 消防及び救急システムの充実(総務課)


施策コード:02060202
1.施策の体系と担当課
総合計画 第2章 安全・安心の健康福祉都市 第6節 災害と犯罪に強いまちづくりの推進
基本計画 2 消防・救急
主管課 消防本部 (消防本部)総務課
関係課  

2.施策の目的
対象(施策の対象は誰(何)か)
 消防職員、消防団員、防災拠点施設等


受益者(施策の受益者は誰か)
受益者 全市民 受益者数 89800人
意図(どのような状態を目指すか)
 市民がより安全、安心して暮らせる消防体制の充実強化を目指す。

3.施策を取り巻く状況
社会環境の変化
 全国で毎年、建物火災による死者が1,000名を超え、また地震、風水害など様々な自然災害や大規模化する事故があとを絶たず、さらに救急業務はより高度な専門性が問われるなど、消防に対する住民ニーズは益々高度複雑、多種多様化してきている。
行政の役割
 限られた財源の中で、消防施設・人員を効果的に活用できる環境を整備すると共に、消防職員は勿論のこと、地域防災の要でもある消防団施設・団員の維持、強化に努める。

4.施策にかかるコスト
  単位 H24予算 H24決算 H25予算 H25決算 H26予算
コスト

内訳
投入人員 正職員数   10.54   7.67  
嘱託員数   0.0   0.0  
人件費 直接人件費 千円   39,838   30,041  
間接人件費   35,852   28,622  
直接事業費 62,978 52,374 72,291 61,241 85,487
間接事業費   7,550   7,955  
フルコスト 62,978 135,614 72,291 127,859 85,487
財源
内訳
使用料及び手数料 千円          
国庫支出金          
府支出金 1,225 1,239 1,334 1,316 1,250
市債       6,000 9,000
その他 5,205 1,793 11,205 4,217 6,295
一般財源1(=フルコスト−特定財源) 56,548 132,582 59,752 116,326 68,942
一般財源2(=直接事業費−特定財源) 56,548 49,342 59,752 49,708 68,942
受益者一人あたりコスト1(対フルコスト) 0.7 1.5 0.81 1.42  
受益者一人あたりコスト2(対一般財源1) 0.63 1.47 0.67 1.3  
受益者数 90267 90267 89800 89800  
備考

5.成果指標と単位あたりコスト
成果指標1 市民千人あたりの消防職員数
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H24実績 H25実績 H26見込 H27計画
平成27年度 1.0 増加 0.94 0.95 0.98 0.98
成果指標2 消防団員数
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H24実績 H25実績 H26見込 H27計画
毎年度 250.0 維持 233.0 236.0 250.0 250.0
成果指標3  
単位 目標年度 目標値 指標数値の目指す方向 H24実績 H25実績 H26見込 H27計画
  毎年度 増加

6.施策を構成する事務事業ごとの評価結果(平成25年度実績)
事務事業名 最重要指標 総事業費 施策内
での
重点付け
方向性 所見
うち人件費
平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
(見込)
消防本部人事関係事業   40,399 65,743 44,718 9,068   成果   評価対象外
H25実績    
30,968 54,678 35,805 0 資源
分配
 
最終目標値
に対する
達成率
 
消防庁舎維持管理事業 消防庁舎が正常に機能した日数 17,240 17,207 32,198 31,282 成果 維持  建物老朽化箇所を重要性の高いものから計画的に補修工事を行っている。  消防施設としての機能維持が図られている。
H25実績 365.0
6,140 6,554 11,015 0 資源
分配
維持
最終目標値
に対する
達成率
100.0%
消防団運営事業 団員数 68,583 46,718 46,063 41,222 成果 向上  消防ポンプ車の更新による機動力向上と訓練等を通じた技術と安全面の向上が図られた。
H25実績 237.0
21,174 13,866 11,037 0 資源
分配
拡大
最終目標値
に対する
達成率
94.8%
消防共同運営事業 救急安心センターおおさかへの相談 3,989 5,946 4,880 3,915 成果 向上  救急安心センターの利用について広報、消火訓練や救急講習会等を通じて周知しているが、既にポスター等を掲出している事業所等に対し、再度の配布を行い認識を深めていただくこと。
H25実績 886.0
390 592 806 0 資源
分配
維持
最終目標値
に対する
達成率
29.53%

7.施策の事後評価
施策指標の分析(設定の根拠・達成状況)
 限られた財源の中、複雑多様化する消防ニーズに対し、ハード面・ソフト面の消防力維持・増強を設定し、成果を上げる、或いは現状維持している。
構成事務事業に課題はないか
 非常に厳しい財政状況下、構成施策の達成が課題である。
実施主体(国・府や地域・事務所などとの役割分担)に課題はないか
 実施主体は、妥当である。

8.今後の方針
一次評価  消防力向上は、人員・施設の充実により、災害対応力とともに隊の安全性強化も図られるものであるが、現状では災害対応能力を練磨し、また災害時は消防団と消防本部が一体となった活動を展開することにより、市民生活の安全を保持していくこと。
 消防団活動については、人員的に少なくなる平日の昼間帯の出動を想定した訓練を実施し、安全面の向上を図ること。
二次評価 二次評価対象外