貝塚市

第100号 貝塚市役所

■ 昭和初期の貝塚市は、7町村に分かれていました。1931(昭和6)年に貝塚町・麻生郷村・島村・南近義村・北近義村の5町村が合併し貝塚町が誕生。1934(昭和9)年10月には総工費28,000円を投じた庁舎(木骨鉄網コンクリート造り瓦葺2階建)が、現在の貝塚郵便局の場所に完成しました。 翌年には木島村を、1939(昭和14)年には西葛城村を合併し、1943(昭和18)年5/1に府下9番目の市制を施行し海塚の庁舎は市役所になりました。 この庁舎が老朽化したため、1965(昭和40)年に総工費約3億円を投じて現在の庁舎が完成しました。同年4/26に開庁式が行われ、5/6・7の2日間は一般公開して職員が庁舎を案内しました。その後、別館を増築したほか庁舎周辺にケヤキ並木を整備しました。 来年は完成から45年を迎えます。
(平成21年11月掲載)