貝塚市

第88号 感田神社

■ 感田神社の創建年代は不明ですが、海塚(かいづか)村(現在の海塚)の牛頭(ごず)天王社と堀村(同堀)の天神社から祭神を迎えることとし、陶器のほこらを造ったのが始まりといわれています。 祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)・素盞鳴尊(すさのおのみこと)・菅原道真です。1813年の落雷や1945年の空襲で本殿などが焼失しましたが、その後再建され現在に至っています。 本年9/26開催の国の文化審議会において、感田神社の神門などの建造物12棟(表参照)が新たに国登録有形文化財とする答申を受けました。選ばれた理由は、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」で、多彩な社殿が伝統的な景観をつくっていると評価されました。 なお、感田神社の登録により、市の登録文化財は15カ所51棟になりました。