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第25号 貝塚三夜音頭 |
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貝塚三夜音頭は、旧貝塚町に残る盆踊りです。天正年間(16世紀末)本願寺11世顕如(けんにょ)上人が貝塚に本願寺を移したことを祝い、民衆が三日三晩踊り明かしたことが起源とされています。 音頭は「さんや」と呼ばれる一口音頭を囃子(はやし)でつなぎ何回も続けていきます。音頭取りは主に女性で、歌詞は貝塚の名所を織り交ぜたものなどたくさんあります。囃子はやぐらの上で主に男性が行います。踊りは、やぐらを取り囲む輪踊りです。太鼓の打ち手は男性で、「ブチ」というレンガ状の木片により独特の踊り打ち「チョンガケ」を行います。泉南地域に河内音頭や江州音頭がもたらされる以前の盆踊りのかたちを残しています。 現在は、貝塚三夜音頭継承連絡会が中心となって、8/14・15に感田神社境内で行われています。昨年から小学生の女の子たちも音頭取りとして参加しています。まだご覧になっていないかたは、今年はぜひ感田神社へ足を運んでみてください |