貝塚市

第17号 友情の像

市庁舎前の大きなモニュメントは、1977 (昭和52) 年11月に姉妹都市カルバーシティ市(米国カルフォルニア州)から寄贈されました。今年で寄贈25年目を迎えます。 この彫像は、貝塚とカルバーシティ両市の強い友情の絆と未来への希望を表現する思いを込めて「友情の像」と名づけられました。 彫刻家ナタリークロルさんの製作によるもので、高さ5メートル、重さ2トンのステンレススチールでできています。手を握る男女の姿は2つの都市の結び付きを、真ん中の子どもは未来への希望を表しています。また、重厚なステンレススチールは強い友情を意味しています。下部の輪はフィルムを表し映画産業が盛んなカルバーシティ市を象徴しています。フィルムの中の6つのメダルは、カルバーシティ市の市役所・市章・ロサンゼルスで有名なロバートフロスト高校の講堂・メトロゴールデンメイア社のマーク・日本庭園築造庭園師・ニチボー貝塚女子バレーボールチームの雄姿をそれぞれ表現しています。 この名前に象徴されるように、両市は様々な交流を行い友好親善を深めています。
(平成14年11月掲載)