1ページ

市税条例等の一部改正など可決

　平成28年第4回（12月）定例会は、11月30日から12月14日までの15日間の会期で開催しました。
　本定例会には、処分報告1件と、市税条例等の一部改正などの議案17件が提出され、原案どおり可決、人事案件については賛成しました。
　また、選挙管理委員及び補充員選挙を執行し、議会議案として、意見書3件を原案どおり可決しました。

◆個人情報の保護及び情報公開に関する条例の一部改正
　「個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律」（以下「一部改正法」という。）が公布され、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律（以下「番号法」という。）が改正されることに伴う改正

◆行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正
　番号法の規定に基づき、行政事務の効率化を図るため、個人番号を独自に利用する事務を追加するとともに、一部改正法に準じ、所要の整備を図るための改正

◆市税条例等の一部改正
　「地方税法等の一部を改正する法律」等が公布されたことに伴う改正

◆農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例制定
　「農業協同組合法等の一部を改正する等の法律」が施行されたことに伴い、「農業委員会等に関する法律」に基づく農業委員会の委員の選出方法が、公選制と市長の選任制の併用から市長の任命制に変更されたこと及び農地等の利用の最適化を推進する農地利用最適化推進委員が新設されたことから、条例で定めることとされている各委員の定数を定めるための制定

◆市営住宅設置条例の一部改正
　市営脇浜団地住宅について、空き家となった老朽住宅5戸を廃止するための改正

◆市立青少年野外広場条例制定
　市立第四中学校の拡張用地として取得し、暫定的に「こども野外広場」として管理運営を行ってきた本市橋本1385番地に位置する広場について、現時点で中学校拡張の計画がないことから、青少年の健全育成に資する野外活動施設として位置づけ、その設置の根拠を条例で規定するための制定
（主な内容）
○使用の許可
　教育委員会による事前許可制
○使用料
　一時間につき300円（公益上その他特別の事由があるときは免除）
○損害賠償
　施設等の破損又は滅失に係る使用者の損害賠償義務を規定

◆市立自然遊学館条例の一部改正
　平成28年11月より自然遊学館の夜間の開館時間を変更したことに伴い、また、他の社会教育施設の使用料の規定との整合性を図るための改正
（主な内容）
○多目的室使用料の料金区分の変更
　（現行）午前・午後・夜間・全日による区分→1時間につき1200円
○社会教育活動のために使用する場合の規定を追加
　1時間につき400円

◆消防団設置条例の一部改正　
　平成28年11月14日付で半田三丁目が新設されたことに対応するとともに、消防組織法の規定との整合性を図るための改正

◆職員給与条例等の一部改正
　国家公務員の給与等について人事院勧告が行われたことに伴い、これに準じて本市職員の給料等を改定するとともに、市長、副市長等の期末手当について、一般職の職員と同様の措置を講ずるほか、その他所要の整備を行うための改正
（主な内容）
1．職員給与条例の一部改正関係
○給料表の改定
　人事院勧告に基づく新給料表（月額引上げ）を適用
○勤勉手当の支給率の改定
○扶養手当の改定
2．初任給、昇格、昇給等の基準に関する条例の一部改正関係
・行政職初任給基準表の改定
　（現行）15万4300円～18万3300円→15万5800円～18万4800円
・医療職初任給基準表の改定
　（現行）14万9000円～33万1000円→15万500円～33万2700円
3．市長、副市長等の給料、手当及び旅費に関する条例の一部改正関係
○期末手当の支給率の改定
　6月期（現行）100分の200→100分の205
　12月期（現行）100分の215→100分の220

◆市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部改正
　本市議会議員の期末手当について、市長、副市長等と同様の措置を講ずるための改正

◆一般会計補正予算
　一般会計の補正は、臨時福祉給付金給付事業、介護・訓練等給付事業などにより、予算規模は歳入歳出それぞれ7億2,045万9,000円増額し、予算総額は328億513万8,000円になりました。また、ふるさと納税業務委託事業（平成28年度～31年度）、基幹系システム再構築事業（平成28年度～35年度）に係る債務負担行為補正も行われました。

◆特別会計補正予算
　国民健康保険事業特別会計で、退職被保険者等療養給付費などにより2,800万7,000円の追加補正が行われました。
　財産区特別会計で、堀財産区土地貸付収入などにより238万1,000円の追加補正が行われました。

　議会は、12月14日の本会議において、全会一致で選挙管理委員及び補充員に、次の方々を選任しました。また、人権擁護委員の候補者推薦について、全会一致で賛成しました。

◆選挙管理委員
　吉道　治善　氏　　貝塚市石才
　南野　恒治　氏　　貝塚市津田南町
　鳥取　久勝　氏　　貝塚市北町
　前田　壽　氏　　貝塚市蕎原

◆補充員（順位順）
　西川　令子　氏　　貝塚市名越
　縣　哲雄　氏　　貝塚市堀一丁目
　出原　達也　氏　　貝塚市橋本
　川口　和弥　氏　　貝塚市澤

◆人権擁護委員
　喜夛　宗治　氏（再任）　　貝塚市加神二丁目
　佃　英男　氏（新任）　　貝塚市木積