現在の位置

史跡丸山古墳出土円筒埴輪、朝顔形埴輪、形象埴輪

史跡丸山古墳出土円筒埴輪、朝顔形埴輪、形象埴輪 

円筒埴輪 底部直径28cm

円筒埴輪 底部直径28センチメートル 

冠帽形埴輪

冠帽形埴輪 

・円筒埴輪(埴輪列円筒埴輪1、円筒埴輪2、円筒埴輪3、円筒埴輪4、その他2点、計6点)

・朝顔形埴輪(5点)

・形象埴輪(家形9、靱形8点、盾形1点、冠帽形1点、器種特定できず17点、計30点)

合計41点

 

しせきまるやまこふんしゅつどえんとうはにわ、あさがおがたはにわ、けいしょうはにわ

種      別  考古資料
所有者氏名  貝塚市
所有者住所  貝塚市畠中1-17-1
時      代  古墳時代前期
指定年月日  平成18年11月10日

 

史跡丸山古墳は現在の全長約72メートル、後円部径約32メートル、前方部最大幅約27メートルの前方後円墳である。昭和33年に史跡に指定された。円筒埴輪、朝顔形埴輪、形象埴輪は平成12年度~14年度に実施した古墳周辺整備に伴う調査において発見したものである。調査では、墳丘のほとんどが後世に土取り等により崩されていたものの、北側の一部で古墳一段目テラスに巡る埴輪列と二段目斜面部の葺石を確認した。

円筒埴輪は形成方法及び全体の形状などから古墳時代前期後半(4世紀後半)に位置づけられるものである。朝顔形埴輪は古墳後円部南半で発見したものである。円筒埴輪とは胎土、厚みが異なり器面には朱が塗布されている。形象埴輪は主にくびれ部から集中的に出土したもので、家、靱、盾などが確認できるほか、全国的にも出土例の少ない冠帽形埴輪(かんぼうがたはにわ)と考えられるものがある。

埴輪の出土により、丸山古墳の築造時期が古墳時代前期後半であることが確定した。和泉では岸和田市摩湯山古墳に次ぐ古い時期のものである。埴輪の種類はバラエティに富み、埴輪を使用した祭りの状況を復元想定できるものである。大和地域及び古市古墳群や百舌鳥古墳群といった古墳群との比較検討により、古墳時代前期の和泉地域の政治勢力を考える上で重要な資料である。



葺石:墳丘の流失を防ぐ目的で、古墳の墳丘斜面などに敷きつめられた石
朱:朱色(黄色みを帯びた赤色)の顔料
冠帽形埴輪:「冠帽」とよばれる帽子状の冠をかたどって作られた埴輪

 

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更新日:2010年12月16日

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