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寺田家住宅

更新日:2020年05月29日

寺田家住宅 主屋ほか計7棟

寺田家住宅主屋の外観写真

寺田家住宅主屋

寺田家住宅本門の外観写真

寺田家住宅本門

てらだけじゅうたく

種別

登録有形文化財(建造物)

所有者氏名

個人

所有者住所

貝塚市新町

時代

〔主屋〕・〔内蔵〕・〔外蔵〕・〔納屋〕・〔本門〕・〔石垣塀〕昭和11年(1936年)

〔新宅〕昭和33年(1958年)

構造

〔主屋〕木造二階建、銅板腰葺

〔内蔵〕木造二階建、本瓦葺

〔外蔵〕木造二階建、本瓦葺

〔納屋〕木造二階建、寄棟造瓦葺

〔本門〕木造、切妻桟瓦葺

〔石垣塀〕切り石積

〔新宅〕鉄筋コンクリート平屋・一部二階建、一部桟瓦葺

登録年月日

平成23年7月25日

寺田家は、岸和田を中心として築かれた寺田財閥の一族である楠治が大正初年に分家した家で、「寺楠」の屋号で呼ばれました。楠治は、分家にともない現在の屋敷地に近い麻生郷村海塚の地で鉄工所を営み、現在地に屋敷地を求めたのは昭和9年(1934年)頃で、新宅をのぞく建造物は昭和11年(1936年)に建築されました。

主屋は敷地北側に位置し、ポーチから応接部をスパニッシュ様式とし、ステンドグラス窓などが設けられています。内蔵は主屋東部に接続して建ち、主屋よりも低い位置に建てられている納屋は、上の階が主屋へ通じる1階、下の階が地下1階となっています。新宅は貝塚市内で最も古い鉄筋コンクリート造です。外蔵は移築された建造物で、入口の庇(ひさし)を支える部分の彫刻より、当初の建築年代は幕末から明治の建築と考えられています。本門と石垣塀は、府道204号堺阪南線に面しています。

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